デッキ構築型・冒険RPG『Cross Blitz』11月30日にSteam早期アクセス配信開始へ。島々を巡り戦略バトルを制する物語&ローグライトモードも収録

 

パブリッシャーのThe Arcade Crewは11月15日、Tako Boy Studiosが手がけるデッキ構築型戦略RPG『Cross Blitz』の早期アクセス配信を、11月29日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本では時差の関係で11月30日配信となるようだ。配信開始から一定期間はローンチセールが実施され、10%オフの2300円となる。


『Cross Blitz』は、Crossdawn Isleと呼ばれる島々を舞台に冒険するデッキ構築型戦略RPGだ。ストーリーモードでは、それぞれ独自の物語をもつ複数の主人公が登場。たとえばレッドクロフトはかつて世界に名をその名をとどろかせた大海賊で、冷酷な女王から自由を取り戻すため、失われた遺物を探し求める。有名ポップスターのヴァイオレットは、島中でパフォーマンスしながら、彼女の評判を貶める偽物シャドー・ヴァイオレットを追う。

基本的なゲームプレイの流れとしては、ワールドマップを巡りそれぞれの土地にてバトルやイベントなどをこなしていく。目的の土地を訪れると、いくつかのヘクスマップで構成された詳細マップに移行。そこで敵が待ち受けている。

バトルでは、カードデッキからカードをランダムに引き、両陣営が向かい合う各2×4のグリッド上でターン制にてプレイ。カードには、兵士ユニットとなるミニオンや、さまざまな効果をもつ魔法、特定の条件にて発動するトラップの3つのカテゴリがあり、使用するにはマナが必要となる。そして敵のミニオンを倒し、グリッドの隙間を突き敵本体を攻撃して勝利を目指すのだ。

 


バトルにおいては、カードの特性や敵の動向にあわせた配置や、マナの管理などの戦略が重要になる模様。そして敵を倒すたびに、主人公はレベルアップし強化される。さらに報酬として素材やレシピを入手でき、それをもとに新たなカードをクラフトしてデッキに組み込めるようになる。

また本作には、タスク・テイルズと呼ばれるリプレイ性の高いローグライトモードも収録される。プレイヤーは固有のデッキやレリックをもつ傭兵のひとりとなり、ランダム化されたマップを探索しバトルを展開。道中で装備品を購入しカードを強化しながら、7体のボスの撃破を目指す。マップ内の各エリアに存在するランドマークでは、プレイヤーの戦略的アプローチを調整できる仕組みが用意されているとのこと。


早期アクセス配信開始時には、ストーリーモードとタスク・テイルズが収録され、ストーリーモードの主人公には先述したレッドクロフトとヴァイオレットが用意。そして開発が進められるなかで、さらに3体の主人公キャラやストーリー、ロケーション、そしてカードの追加が予定。対戦マルチプレイモードの導入も計画されているとのことだ。

『Cross Blitz』は、PC(Steam)向けに11月30日に早期アクセス配信予定だ。また現在Steamでは体験版が配信されている。