『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』12月14日に発売延期へ。ベータテスト後の大幅調整を受けデバッグ期間追加

 

Cygamesは11月1日、『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-(GBVSR)』の発売日を、2023年12月14日へと延期すると発表した。発売の予定されていた11月30日から、約2週間の延期となる。プレスリリースによるとさらなるクオリティアップのために、延期が決定されたそうだ。

*8月公開の発売日告知動画

『グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、2020年発売の対戦格闘ゲーム『グランブルーファンタジー ヴァーサス(GBVS)』のシリーズ新作である。前作『GBVS』では、Cygamesより配信中の『グランブルーファンタジー』を原作に、24名のキャラクターが登場。美麗な3Dグラフィックや、ボタンと方向で必殺技(アビリティ)を出せるシステムなどによって、戦いが展開されてきた。本作『GBVSR』では、前作のプレイアブルキャラクターに加えて、新たにアニラ/ジークフリート/ニーア/グリームニルの4名が参戦。新アクションやシステムも加えて、新たな戦いが繰り広げられる。ロールバックネットコードやクロスプラットフォームへの対応など、オンライン周りの進化も大きな特徴といえるだろう。


今回の発表ではそんな本作の発売日が、11月30日から12月14日へと変更された。公式サイト内の発表によると、2週間程度のデバッグ期間追加が必要であるために、延期となったようだ。本作では7月に実施された第1回βテストを受け、バトルシステムの見直しや調整などがおこなわれた。本作のクリエイティブディレクター福原哲也氏によると、現在バトル部分の実装は終了しており、変更を経たあとのバトルシステムについては、試遊会においてポジティブな反響を得られていたという(関連記事1関連記事2)。一方で、本作には多数のゲームモードが存在。変更や調整のゲーム全体への影響度が大きくなってしまった部分があるため、製品として安定した品質で届けるためには、2週間程度のデバッグ期間追加が必要だと結論づけられたそうだ。デバッグ期間の追加によるさらなるクオリティアップに期待したい。


また本作では発売延期にあわせて、一部施策のスケジュール変更も発表された。11月下旬公開予定だった情報番組「グラブルSHOWCASE GBVSR Part.2」は12月2日公開へ延期。『グランブルーファンタジー』で利用できるシリアルコードの付属期間についても、2024年3月31日までから、4月30日までに変更されている。なお発売に先駆けて実施予定の第2回βテストについては、変わらず11月10日より実施予定となっている。


グランブルーファンタジーヴァーサス -ライジング-』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに12月14日発売予定だ。