『FGO』新期間限定イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」開始。イベントマップ・コンティニューなど登場の聖杯戦線に

 

FGO PROJECTは10月25日、『Fate/Grand Order(FGO)』にて新規イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」を開始した。期間は11月15日12時59分まで。シナリオを三田誠氏が担当し、初のイベントマップも登場するなど、これまでの「聖杯戦線」とは一味違うイベントとなっているようだ。

『Fate/Grand Order』は、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が全体構成や総監督などを担当し、ラセングルが開発・運営を手がける、スマートフォン向けRPGである。本作の舞台は、未来が失われた世界。主人公は、人理継続保障機関カルデアに所属する人類最後のマスターだ。本作でプレイヤーは、そんなマスターの視点から人類史を巡る旅へ出発。過去の英霊たちをサーヴァントとして従え、戦いを繰り広げていく。本作は通常、バトルパートとストーリーパートによってメインストーリーやイベントが進行していくが、中にはストーリーのみのイベントなど特殊なモノも開催。「聖杯戦線」では、マップ上でマスターとサーヴァントを移動させつつ勝利条件の達成を目指す、特殊形式のバトルが展開されている。


今回の期間限定イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」は、これまでの「聖杯戦線」とは少し違った内容となっている。従来のイベント「聖杯戦線」は、ストーリーと特殊形式のバトルで構成されていた。今回は、イベントマップが登場している。マップ上にはメインクエストが用意されており、通常形式のクエストおよびバトルと聖杯戦線形式のバトルによって進行。イベント内ではフリークエストや、報酬と交換可能なイベントアイテムなども用意されている。従来の聖杯戦線とは異なり、通常の期間限定イベントのようなバトルやクエストを進めつつ、聖杯戦線ルールのバトルにも挑む形式であるようだ。「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」は、日毎にメインクエストが開放。10月30日からエピローグまでプレイ可能となる。イベント内では進行するメインクエストの選択により昼と夜が変化する要素があり、昼夜で聖杯戦線の難易度などが変化するそうだ。なお昼夜は特定のメインクエストのクリアでいつでも変更可能だ。


また聖杯戦線形式のバトルそのものについても変化している。まず今回の聖杯戦線では、新たな勝利条件が登場。バトルごとに制圧ポイントへの到達や特定の敵撃破など、さまざまな条件が追加されているそうだ。進行中に特定の条件を満たすと、勝利条件が変更される場合もあるという。またマップ上は新たな進軍ルートが登場するギミックや、会話シーンが追加。今回からはコンティニューも可能となっており、聖杯戦線のバトルで敗北してしまっても、コンティニュー前の状態からバトルを再開できるそうだ。イベント全体としては、「ロード・エルメロイⅡ世の冒険」「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」「レンタルマギカ」などを手がけてきた三田誠氏がシナリオを担当している点も特徴だろう。

イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」の開催にあわせて、新規サーヴァントも追加されている。期間限定の聖晶石召喚には、期間限定サーヴァントとして星5アーチャーのプトレマイオスが登場。先行登場恒常サーヴァントとして、星3アーチャーの杉谷善住坊も入手可能となっている。そのほか情報番組「Fate/Grand Order カルデア放送局 ライト版 聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」内では、ゲーム外のイベント情報も公開。10月31日からのローソンでのキャンペーンや11月開催の「アニメイトガールズフェスティバル(AGF)2023」、2023年末から開催される「カルデア・サテライトステーション2023-2024」などの情報が明かされている。

Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに配信中。期間限定イベント「聖杯戦線 ~白天の城、黒夜の城~」は、11月15日12時59分まで開催予定だ。