『エルデンリング』を約900時間遊んで“知らない召喚サインに初遭遇”した報告に注目集まる。見逃しがちな召喚サイン報告いろいろ

 
Image Credit: JamesRevan on Reddit

エルデンリング』を約900時間プレイし続けたというユーザーが「あるボス戦における召喚サイン」を初めて発見したと報告し、注目を集めている。さまざまなイベントが用意され、攻略順も自由自在な本作では、長時間遊びこんでも新たな発見があるようだ。


RedditユーザーのJamesRevan氏が報告し、注目を集めているのは魔術学院レアルカリアの最初のボス「ラダゴンの赤狼」における協力NPCの存在だ。同ボス戦では特定の条件を満たしていれば魔術師セレンを召喚可能。セレンと共にボスと戦うことができる。しかしその条件が複雑であり、同氏は約900時間のプレイを通してようやくこの要素に気づいたという。


魔術師セレンはリムグレイブの宿場跡にいるNPCだ。序盤に出会い、セレンから魔術を学ぶプレイヤーも多いだろう。登場自体は序盤エリアながら、セレンに関するイベントが進めるにはゲルミア火山にいる「源流の魔術師、アズール」から魔術をもらう必要がある。ゲルミア火山にたどり着く手段はいくつか用意されているものの、プレイヤーによってはアズールに会う時点で先述のラダゴンの赤狼を倒している場合もありそうだ。またその後も、魔術街サリア付近のイベントをこなしたりデミゴッド「星砕きのラダーン」を撃破したりと各地で攻略を進める必要がある。

また一連のイベントでは、「スリーシスターズ」内にある幻の床を暴き、奥にある幻の壁の先にたどり着く、といった工程も必要になる。そうした長く複雑なイベントを経て、ようやくラダゴンの赤狼前で魔術師セレンを召喚可能になるわけだ。なお、そもそもスリーシスターズ到達前にレアルカリアにたどり着きやすいロケーション配置となっており、これもセレンの召喚を見つけにくい要因の一つだろう。


約900時間に及ぶプレイの末にこのことを発見したJamesRevan氏は“度肝を抜かれた”とコメント。遊び続けてもなお新たな発見をもたらしてくれる本作の作り込みを称賛している様子だ。またセレンはレアルカリアを追放されたと称するキャラであり、レアルカリアにおける最初のボス戦でも共闘できる点は人物設定も反映された作り込みといえる。

スレッド内には同氏と同様にこの要素を知らず驚く反応が散見されるほか、自分が見つけて驚いた召喚NPCを挙げるユーザーも見られる。たとえば下記ユーザーは「忌み子、モーグ」戦における糞喰いなどを例として挙げている。

Comment
byu/JamesRevan from discussion
inEldenring


こちらは糞喰いのイベントを進めて牢から出すことで召喚可能となるものの、その後の侵入イベントで糞喰いを撃破すると召喚できなくなってしまう。条件はセレンのイベントほど複雑ではないものの、タイミングが限られているため逃しやすい召喚サインといえる。

そのほかスレッド内では、「宿将オニール」戦での養女ポリアンナや「神肌のふたり」戦での背律者ベルナールなども見つけて驚いた召喚サインとして挙げられている。糞喰いを含め、そうした召喚サインは、本作発売から約1か月後となる2022年3月23日に配信されたアップデートファイル1.03による追加要素であった。またその前に配信されたアップデートファイル1.02でも追加された召喚サインは存在。初回プレイと同じ進み方をしても、アップデートによる新たな要素を発見できる場合もありそうだ。

発売から約1年半が経過してもなお遊びこみを続けるプレイヤーが見られる『エルデンリング』。周回プレイを遊ぶ際には、ボスの攻略順を変えてイベント攻略を優先してみると思わぬ召喚サインに巡り合えるかもしれない。

エルデンリング』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。なお本作に向けてはDLC「Shadow of the Erdtree」が開発中となっている(関連記事)。