ジオラマ木製パズル『Woodo』正式発表。小さなキツネとカエルが織りなす、童心と安らぎの物語

 

パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは8月31日、『Woodo』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。あわせて、Steamストアページが公開されている。

『Woodo』は、3Dパズルゲームだ。本作はナレーションに合わせて、木製のジオラマを完成させていくことを目的とする。公開されているティザートレイラーにおいては、ゲームプレイの一部がお披露目。プレイヤーは画面右手に表示されるピースを、ジオラマにひとつひとつ当てはめていき、パズルを解いていくようだ。パズルのピースは鍋やテーブルといった無機質なものから、猫や鳥などの生物とさまざま。ピースはすべて木製であるため、見るものに心温まる印象を与えてくれる。

本作の物語は小さなキツネのFoxyが夏季のあいだ田舎に住むカエルのBenのもとへと向かうという建付けだ。Steamストアページによると、本作はゲームを通して日常に不可欠な「安らぎ」をプレイヤーに与えてくれるという。ナレーションに合わせて、少しずつ完成していくパズルや物語を通じて、プレイヤーに友情・夏の思い出・子供時代の記憶などの心温まる記憶を想い出させてくれるようだ。


『Woodo』を開発するのはYullia Prohorova氏とTimur Bogotof氏のふたり。本作においてYullia氏はアーティストとして、Timur氏はリードプログラマーを担当している。ふたりは過去にインディーデベロッパーのRedDeer Gamesに所属。Nintendo SwitchとXbox向けに展開された『Clumsy Rush 滑稽駆けっこ』の開発を手がけていた。『Clumsy Rush 滑稽駆けっこ』は可愛らしいカバがハチャメチャなアクションを繰り広げる対戦ゲームとなっている。『Woodo』においても可愛らしいキャラクターを基軸としたゲームシステムは受け継がれているようだ。


『Woodo』は、PC(Steam)向けに発売予定。可愛らしい木製キャラクターたちが織りなす物語と心安らぐパズルゲームが印象的な本作を、ウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。