『アーマード・コア6』Steam最大同時接続者数が15万人を突破。『SEKIRO』超える好調ブーストスタート

 

フロム・ソフトウェアは8月25日、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作はさっそくSteamにて同時接続プレイヤー数を大きく伸ばし、Steam全体でもチャート上位に躍り出ている。

『アーマード・コア6』は、メカカスタマイズアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズの最新作だ。舞台となるのは辺境の開発惑星ルビコン。この地ではかつて、謎の新物質コーラルが発見され、エネルギー資源として期待された。しかしコーラルは周辺星系をも巻き込む大災害「アイビスの火」を引き起こすことに。以来その宙域は厳重な監視下におかれ、封鎖惑星となったルビコンでは大災害を生き延びた人々がか細い生を繋いでいた。プレイヤーは強化人間「C4-621」として、戦闘メカ「アーマード・コア」に乗り、戦いに身を投じていくことになる。

本作ではパーツを自由に組み替え(アセンブル)してアーマード・コアを構築。愛機を駆ってミッションをクリアしていくシリーズの楽しみを踏襲している。また、荒涼とした世界観で繰り広げられる物語もファンの注目を集める要素のひとつといえる。また、本作は実に約10年ぶりのシリーズ新作となる。展開を心待ちにしていた既存ファンのほか、『ダークソウル』シリーズや『エルデンリング』などでフロム・ソフトウェアが新たに築いたファンベースからも、本作は注目されていた。


そうした背景を反映するように『アーマード・コア6』がSteamにて大きな人気を集めている。本作は本稿執筆現在、Steam最大同時接続者数15万人を突破。この数字は、最大約12万5000人を集めた『SEKIRO: Shadows Die Twice』や、最大約13万人を集めた『DARK SOULS III』といった、Steam展開されたフロム・ソフトウェア人気作品を大きく超える記録だ。約95万人を集めた『エルデンリング』に次ぎ、『アーマード・コア6』がフロム・ソフトウェア作品のSteam最大同時接続者数歴代2位となったかたち(SteamDB)。また、Steam全体で見ても本作の人気は高く、発売から現在まで同プラットフォームの同時接続者数上位10位圏内に姿を見せ続けている。


そして本作は評価も上々となっている。Steamユーザーレビューでは本稿執筆現在で7800件以上のレビューが寄せられ、うち83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。好評意見としては、『アーマード・コア』シリーズ新作の登場を歓迎するファンの声のほか、メカアクションゲームとしての作り込みを評価する意見が多く見られる。

一方で不評意見としては、本作から新たに盛り込まれた要素などへの違和感を伝えるユーザーも散見される。特に緊張感を増したボス戦の設計の変化は、好評・不評意見どちらでも言及されがちなようだ。たとえば、本作では「チュートリアルボスが強い」としてSNS上などでさっそく話題に。“ルビコプター”といった愛称も与えられ、安定した攻略法が模索される状況だ。お悩みのプレイヤーは弊誌本作序盤攻略記事なども参考にしてほしい(関連記事攻略記事)。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。