『ポケモンスリープ』にてレア寝顔「おなかのうえ寝」目撃ユーザー報告続々。鍵を握るのは島とランク帯か

 

『ポケモンスリープ』にて、「おなかのうえ寝」を目撃するユーザーが増えているようだ。プレイヤーのやりこみが進んできたことにより、先週からレア寝顔が広く目撃されつつある。


『ポケモンスリープ』は、ポケモンを題材にした睡眠時間管理アプリだ。舞台となるのはカビゴンが眠る島。ユーザーはこの島にて、ネロリ博士とともにポケモンの睡眠を研究していくことになる。ユーザーがスマートフォンを枕元に置いて寝ることで、本アプリは睡眠を計測・記録・分析してくれる。そして、ユーザーの睡眠に基づいたポケモンのコレクション要素などの遊びが用意。睡眠をエンタメ化するゲームである。

この8月21日朝よりX(旧Twitter)にて、「おなかのうえ寝」がトレンドワード入り。同「寝顔」が確認されつつあるようだ。「おなかのうえ寝」は、寝顔のひとつ。本作では睡眠をすることで、寝ているポケモンと遭遇する。ただし、出会うポケモンは必ずしも同じではない。性格などが異なるほか、寝顔も違う。具体的には、寝顔は1ポケモンに複数種類あるのだ。それゆえに、ポケモンコンプだけでなく、同じポケモンの寝顔コンプもまたひとつのモチベーションになる。


そんな寝顔の中で、特に見るのが難しいのが、「おなかのうえ寝」である。多くのポケモンの寝顔の星4に設定されていることが多く、見る難易度はもっとも高い。それだけレアということで、それらを見つけたユーザーはSNSなどで報告したくなるのだろう。

では、なぜこのタイミングで一斉に「おなかのうえ寝」の発見報告があがったのか。それは本作の周期に関係している。『ポケモンスリープ』は、1週間に1度フィールドが変わる。そのタイミングで、出会うカビゴンもリセット。月曜の朝にリセットされ、そこから毎日きのみを食べさせたり、料理をしたり、あるいは睡眠をとることでカビゴンが巨大化していく。


カビゴンは大きくなるにつれてランクが上がっていく。重要なのは、ランクによって捕まえられるポケモンが変わることだ(島によっても変わる)。そして同時に、見られるポケモンの寝顔も変わっていく。「おなかのうえ寝」は、各ポケモン遭遇における“要求ランク”がもっとも高い。たとえば、普通の寝顔であればスーパー1で会えることがあっても、「おなかのうえ寝」であればマスター1が要求されるケースもある。たくさんプレイしたくさん寝ているユーザーが、会いやすい寝顔なのだ。

前述したように、ランクリセットは月曜日の朝おこなわれる。つまり、日曜日の夜~月曜日の朝がユーザーのランクがもっとも高く、もっともレアポケモン/寝顔に出会いやすい。さらに、本作のマップは、周回プレイすることによりフィールドボーナスがついていく。遊ぶほどエナジーがたまりやすくなり、ランクも上がりやすくなってくる。配信から1か月近くを経て、月曜日の朝に「おなかのうえ寝」目撃報告が数多くあがっているということは、それだけ本作を熱心に遊んでいる人が多いということだろう。

一方で、「おなかのうえ寝」は狙って会うのも難しい寝顔だ。『ポケモンスリープ』は、あくまで睡眠ついでにゲームを楽しめるコンテンツ。軸である睡眠は1日で計測してくれる回数に制限があるし、そもそも睡眠は一日にそう何度もするものではない。ポケモンの寝顔集めなどはそれぞれ遭遇条件などあるものの、その“一期一会”を楽しむほうが気楽かもしれない。なお筆者はまだ「おなかのうえ寝」に出会ったことがなく、出会い報告を見るとちょっと苛立っている。記事内に当該画像がないのは、そういうことである。

『ポケモンスリープ』はiOS/Android向けに配信中だ。