鍛冶クラフト廃村再生ゲーム『While the Iron’s Hot』11月10日発売へ。廃墟となった鍛冶屋たちの村を再建

 

パブリッシャーのHumble Gamesは8月18日、『While the Iron’s Hot』を現地時間11月9日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。なおSteamストアページ表記によると、本作は日本語表示に対応している。またSteam向けには、日本時間11月10日にリリースされるようだ。

『While the Iron’s Hot』はクラフトアドベンチャーゲームだ。本作冒頭において、プレイヤーは船旅をしていたところ船が壊れて漂流し、とある村へと流れ着く。そこはかつて伝説の職人たちが存在していた鍛冶屋の村、スタールだった。しかしこの村は謎の災害によって荒れ果て、廃墟となってしまっているようだ。そしてプレイヤーは鍛冶の腕前を磨きつつ、住人達と交流しながら村の再建をおこなうことになる。やがては真の名人鍛冶屋となることを目指すのだ。

本作においてプレイヤーは鍛冶屋となりその腕前を磨いていく。ゲーム内では金属を加工する際、精錬・成形・研磨の手順が必要とされる。まず鉱石を精錬してインゴットにし、叩くことで部品へと成形する。そしてそれぞれの部品を磨き上げ、組み立てることで作品を作り上げるのだ。これらの各工程はミニゲームをこなすことでおこなわれる。動くカーソルに合わせてタイミングよくボタンを押すなど、集中力が必要とされる作業となるようだ。


鍛冶でクラフトした製品は村の再建に用いるだけではない。プレイヤーの装備に活用したり、住人からの要望に応えたりすることができる。鍛冶屋として適切な道具をクラフトすることで住人たちを手助けし、さまざまなキャラと交流を深めよう。

また木材や鉱石など、鍛冶に必要な素材はフィールドを探索することで獲得可能。必要な装備をクラフトで整え、素材や新たなエリアを求めて探索しよう。探索では障害物のブロックを適切な位置に動かすなど、パズル要素も用意されているという。なお本作には戦闘要素はないとのこと。


『While the Iron’s Hot』を手がけるのは、ニューヨークに拠点を置くBontemps Gamesだ。本作は2019年ごろに構想が練られ、開発が進められてきた。2020年8月には最初の15分を体験するデモ版が公開。そして構想からおよそ3年を経て、このたび正式なリリースの目途が立ったかたちとなる。

なお現在Steamでは本作のデモ版が配信中。ゲーム最初のエリアを探索したり、村の再建を少し体験したりすることができるという。デモ版は本作のリリース日である11月10日まで無料公開される予定だ。

『While the Iron’s Hot』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに11月10日発売予定だ。