『ワイルドハーツ』本日の最新アプデは内容てんこ盛り。カメラ距離設定追加、護符のコスト上限80に引き上げ、武器も全種バランス調整へ

 

Electronic Arts/コーエーテクモゲームスは4月6日、『ワイルドハーツ(WILD HEARTS)』に向けた本日のアップデート情報を公開した。新たな「カメラ距離」設定追加や多岐にわたるゲームバランス調整・修正が盛り込まれたアップデートとなっている。

『ワイルドハーツ』は、コーエーテクモゲームスのスタジオω-Forceが開発するハンティングアクションゲームだ。舞台となるのは、幻想的に表現された中世の日ノ本・あづまの国。この地では自然との融合による独自の進化を遂げた獣たちがその勢力を広げ、今ではほとんどが獣の領域に呑み込まれようとしている。主人公は、あづまの国にかつての暮らしを取り戻すため、古代の技術「からくり」を駆使しながら巨大な獣たちとの戦いに身を投じる。本作は最大3人での協力プレイに対応し、クロスプラットフォームプレイも可能となっている。

本日予定されているアップデートの第1弾では新たなからくり「独楽」のほか、草花を操る新たな獣「ムラクモ」が登場予定。ムラクモの素材を用いる新しい武器と防具も登場するという。そのほか装備に関しては新システム「限界突破強化」も実装される見込みだ。限界突破強化は、「心珠」というアイテムを使って武器や防具を強化するシステム。強化できる回数や効果値は装備によって異なるそうだ。なお心珠は主にクリア後の高難易度クエストにて「澱みし獣」を狩ったときに入手可能。得られる心珠は狩りの場所によって異なるとのこと。

アップデート配信に先がけて、パッチノートも公開されている。パッチノートによると、今回のアップデートでは上記新要素に加えて、さまざまなバランス調整・不具合修正も実施される見込み。中でも注目したいのは、環境設定に新たな項目「カメラ距離」が追加されることだ。戦闘中のプレイヤーキャラクターとカメラの距離を調整できるという。本作では、カメラが障害物などで遮られて獣を視認できなくなることも多かった。カメラの距離を調整できるようになれば、そうした問題も緩和されるかもしれない。


また詳細地図画面には、ゲストの設置したからくりをまとめて破壊できる機能や、設置された龍脈からくりを破壊できる機能も追加。今後はコスト削減のための龍脈からくり破壊がぐっと楽になるだろう。そのほかバランス調整ではなんとすべての武器種に調整が実施。それぞれの武器種に、新たな連携や威力の強化などがほどこされている。また護符のコスト上限は80に増加するという。

不具合修正も多岐にわたって実施。またPC版のCPU/GPU処理のパフォーマンスも改善されているとのことだ。詳細は公式パッチノートを確認されたい。

ワイルドハーツ(WILD HEARTS)』はPC(Steam/Epic Gamesストア/EA App)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。