『スプラトゥーン3』最新アプデでまさかの「ラインマーカー」が脚光浴びる。日の目を見なかったサブ、塗りで大存在感


任天堂は3月31日、『スプラトゥーン3』の更新データVer3.1.0を配信した。クイックボムやカニタンクといった要素をはじめ、さまざまな部分に調整がおこなわれている(関連記事)。その中でも、SNSではラインマーカーの調整に注目が集まっている。

ラインマーカーとは、『スプラトゥーン3』より初登場したサブウェポンだ。プライムシューター、ジェットスイーパーといった長射程のシューターに装備されているほか、アップデートで追加されたバケットスロッシャーデコにも装備されている。


ラインマーカーを使うと、一瞬でレーザービームのようなインクが伸び、地形にぶつかると反射してさらに直進していく。試射場のライン換算で約8本分以上という長射程に加えて、直撃、あるいは発射後に残ったラインマーカーに触れた敵を、一定時間マーキングするという性能ももっている。なお、直撃時は35ダメージを敵に与えることも可能だ。

一見すると便利そうなサブウェポンだが、プレイヤー間では扱いづらいサブウェポンとされていた。なぜなら、塗りがやたらと弱いからだ。『スプラトゥーン』シリーズにおいては、ブキの性能の中で威力や射程もさることながら、インクをどれくらい塗れるかということも評価の1つとなっている。インクを塗ることで敵の進行を足止めすることができるため、塗れるか塗れないかはブキを評価する上で重要な要素なのだ。

さらに、火力面でも心もとない。スプラッシュボムなどとは違って、ラインマーカーは爆風によるダメージは存在しない。直撃を狙わないといけないということも、扱いづらいとされる理由の1つだろう。

メインウェポンのレティクルに対して、やや下にラインマーカーが進むのも当てづらさの理由の1つだ


ラインマーカーは散々弱いとされており、運営もそうした状況を理解してか強化されていた。これまで2回のアッパー調整を受けていたが、それでもやはり弱いと評されがちであった。そんなラインマーカーに、3度目の正直として調整が入った。与えられた調整は、任天堂の発表によれば「地形に当てた時に発生する塗りの半径を約2倍に大きくしました」というもの。

ではどう変わったのだろうか。調整後のラインマーカーの塗り範囲は、試射場で調べるとライン約1本分の幅に拡大されていることがわかる。この広さはほかの爆発系のサブウェポンと比べて少し狭いものの、弱い理由とされていた部分がしっかりと強化されたかたちだ。塗り範囲が広くなったことから、壁をラインマーカーで塗って高所を取るなど、今までにない用途に使えそうだ。


なお、パッチノートに強さに関する言及がないように、敵に直撃した際の範囲に変更はない模様だ。とはいえ、直撃させられなかったとしても、撃ち合いの一瞬で敵を威嚇するのには十分だろう。もともと、射程の長さは心強い。狙った部分に撃つためには慣れが必要だが、バトルでも役立ちそうだ。


ちなみに、使用後すぐに塗れるという性質からか、SNSでは「ラインマーカーがクイックボムのようになった」という声が挙がっている。強いと評されていたクイックボムと比べられるようになったラインマーカーが、これから活躍していくのか注目したい。

『スプラトゥーン3』は、Nintendo Switch向けに発売中。4月1日から、第5回フェスが開催予定だ。




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