ホロライブの二次創作格闘ゲーム『Idol Showdown』Steamにて今春無料配信へ。ロールバック方式のオンライン対戦対応の同人作品


制作チームBesto Game Teamは3月23日、『Idol Showdown(アイドルショーダウン)』を2023年春にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は無料。ロールバックネットコードを採用したオンライン対戦に対応するという。

『Idol Showdown』は、女性VTuberグループ「ホロライブ」所属のアイドルたちがキャラクターとして登場する、ホロライブの同人2D対戦格闘ゲームである。ゲームシステムなど、内容の詳細については明かされていない。公開されているトレイラー内では白上フブキさん、ときのそらさん、戌神ころねさん、百鬼あやめさんの4名がプレイアブルキャラクターとして登場している。アクションとしては、動画内で戌神ころねさんは、指らしきものを飛ばす攻撃や、ころねすきー(リスナーをマスコット化した存在)も登場する攻撃などを披露。白上フブキさんには黒い姿が用意されているほか、ときのそらさんにはスタッフの友人Aさんを呼び出す技が存在するようだ。



また対戦の背景には鳥居の上に座るさくらみこさんや大神ミオさんのほか、兎田ぺこらさんの看板など多数のタレントにまつわるモノが登場している。ホロライブの女性VTuberたちの戦いが、細かなネタともにドット絵で表現されているのだろう。そのほか、公式Twitterアカウントのツイートによると、本作はロールバックネットコードを採用したオンライン対戦に対応するという。

本作を制作しているのは、Besto Game Teamだ。公式のリストによれば、Besto Game Teamには50名ほどのホロライブのファンが参加。約2年間にわたって、開発が進められてきたようだ。ファンによる非公式の同人ゲームとして、ホロライブプロダクションの二次創作ガイドラインに従って制作がおこなわれているとのこと。

なおホロライブは、カバー株式会社の運営する「ホロライブプロダクション」傘下の女性VTuberグループだ。ホロライブには、系列ユニットを含め現在50名以上の女性VTuberが所属し、日夜YouTube上での配信といった活動をおこなっている。また彼女たちは国内外で多数のファンを獲得しており、『Vampire Survivors』風の非公式ファンゲーム『HoloCure』など、ファンによる創作活動も盛んにおこなわれてきた。本作『Idol Showdown』も、そうしたファンによる二次創作作品として開発されているわけだ。

『Idol Showdown』はPC(Steam)向けに、2023年春に無料リリース予定だ。