オープンワールドサバイバルゲーム『Sons Of The Forest』早期アクセス配信後24時間で売上200万本突破。売れ行き爆速な食人族ホラー


デベロッパーのEndnight Gamesは2月25日、『Sons Of The Forest』の売上が早期アクセス配信後24時間で200万本を突破したことを発表した。本作はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。

『Sons Of The Forest』は、食人族との戦いを描くオープンワールド・サバイバルホラーゲーム。2014年に早期アクセス配信され、2018年に正式リリースされた『The Forest』の続編にあたる作品だ。主人公は行方不明になった富豪を捜索するため、孤島に訪れる。しかし、その島は食人族がはびこる恐怖の島であった。主人公は食人族を相手にしながら、クラフトなどを駆使して壮絶なサバイバルを繰り広げることとなる。今作からの要素としては、新たな建築システムや多彩な新武器などが登場。新鮮な気持ちで食人族たちとの新たな戦いに臨めるだろう。

このたびEndnight Gamesは、本作の売上が早期アクセス配信後24時間で200万本を突破したことを発表した。本作のSteamでの同時接続ユーザー数は早期アクセス配信後すぐさま20万人を突破。あまりの人気にストアページがダウンしてしまう一幕もあった(関連記事)。その後も順調にプレイヤー数を伸ばし、本稿執筆時点で最大同時接続ユーザー数は約35万人を記録(SteamDB)。かなり好調な滑り出しを見せており、売上にも繋がったのだろう。

前作である『The Forest』は自由度の高いオープンワールドでのサバイバル要素や、その自由の中にある恐怖や緊張感、引き込まれる謎めいたストーリーなどが非常に高い評価を獲得。2018年11月時点で累計530万本を売り上げるなど、大きな成功を収めた(関連記事)。そんな前作の人気は、本作の絶好調な滑り出しに繋がったとみられる。

本作はSteamユーザーレビューにて一定の評価を受けており、本稿執筆時点で約2万4000件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。前作の持ち味を継承している点や、新たな建築システムなどが評価を受けている。一方でマルチプレイ機能の不安定さや、移動がメインとなり単調になりやすいゲームプレイは課題として指摘されている。正式リリースに向けての改善や要素の追加が期待されるところだろう。


なお本作の早期アクセス配信期間としては6か月~8か月が予定されている。期間は変更の可能性もあるといい、開発元が可能な限り最高の状態に仕上げられたと確信したバージョンにて、正式リリースとなるそうだ。なお正式リリース時に価格を引き上げる予定はないとのことだ。

『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。