デベロッパーのEndnight Gamesは7月21日、『Sons Of The Forest』に向けて「Patch 08」を配信開始した。拠点に建築できる新たなトラップが追加されたほか、ゴルフカートに4人乗りが可能になるなどの調整もおこなわれている。
『Sons Of The Forest』は食人族住まう島での生き残りを描くオープンワールド・サバイバルホラーゲーム。『The Forest』の続編にあたる作品だ。主人公は行方不明になった富豪を捜索するため、孤島に訪れる。しかし、その島は食人族がはびこる恐怖の島であった。主人公は食人族を相手にしながら、クラフトなどを駆使して壮絶なサバイバルを繰り広げることとなる。今作からの要素としては、コンパニオンシステムのほか、新たな建築システムや多彩な新武器などが登場。新鮮な気持ちで食人族たちとの新たな戦いに臨めるだろう。
本作は今年2月24日の早期アクセス配信開始後、Steam最大同時接続プレイヤー数も41万人を突破(SteamDB)。開発元は24時間たらずの間に本作の売上が200万本を突破したと報告している(関連記事)。
今回配信されたアップデート「Patch 08」では、さまざまな新要素が追加。まず新たな建築要素としてホーキー・ポーキー・トラップと電気柵が登場したほか、自由に電線を張り巡らせることが可能に。ホーキー・ポーキー・トラップとは棘付きの球体を振り子のように動かす防衛設備。一定時間経過で球体の動きは止まるものの、手動で再セット可能だ。一方電気柵は、柵にワイヤーを巻き付けて通電させることで作成できる。また電線を柵に巻き付けずに張り巡らすことも可能。いずれも低コストで作れるお手軽な防衛設備となりそうだ。
さらなる変更点として、GPSロケーターをクラフト可能になった。またラジオを持ち運び可能になっており、賑やかに島の探索が可能にできることだろう。また前回のアップデートにて実装されたゴルフカートにはヘッドライトが追加されたほか、マルチプレイ時に4人乗りできるようになった。そのほか、弾薬の減りが緩和される難易度オプションが実装。VirginiaとKelvinは泳ぐことが可能になり、クリア後に出現するクリーチャーも1種追加されている。
またバランス調整や遊びやすさ向上・バグ修正も実施。注目の調整としては、拠点が襲撃される頻度が調整されている。敵を多く倒すほどに襲撃の頻度が減少するそうだ。一方で継続してさらに多くの敵を倒し続けない限り、襲撃頻度は増加していくという。積極的な戦闘、あるいは防衛の機会を増やす調整となっているのだろう。そのほかPatch 08の詳細はこちらのパッチノート(英文)を確認されたい。
なお本作は今年2月に配信開始され、早期アクセス配信期間は6か月~8か月間が見込まれていた。これまでボスの追加やストーリー要素の拡張などがおこなわれており、正式リリースに向けて着実に歩みを進めているかたちだ。今後のアップデートにも注目していきたい。
『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。