北欧神話サバイバルRPG『Tribes of Midgard』大型アプデ「魔女のサーガ」配信開始。霧と影の世界で新たなる太古の災い「ヘル」と戦う


パブリッシャーのGearbox Publishingは1月18日、『Tribes of Midgard』の大型アップデート「魔女のサーガ」を配信開始した。今回のアップデートでは新しいバイオームやボス、農耕システムなど、さまざまな新要素が追加された。

『Tribes of Midgard』は、最大10人での協力プレイに対応するサバイバルアクションRPGだ。北欧神話の世界を舞台にプレイヤーは戦士エインヘリャルとなり、世界の終焉ラグナロクの到来を食い止めるため、迫り来る巨人やヘルの眷属らと戦う。プレイする度に地形が変化する&死ぬと一部アイテムを落とすローグライク要素、拠点を整備するサバイバルクラフト要素、村を守るタワーディフェンス要素など、さまざまな要素をあわせもつのがこのゲームの特徴となっている。

2021年7月に発売された本作は、発売後わずか1週間でプレイヤー数が50万人を突破したことが報告されていた(関連記事)。発売されてすぐ人気を獲得した本作は、その後も長期的なスパンで度重なるアップデートによるコンテンツの追加がされていた。そして今回、5か月ぶりとなる大型アップデート「魔女のサーガ」が配信されている。


今回配信された大型アップデート「魔女のサーガ」では、新たなバイオームとして北欧神話における死者の世界「ニヴルヘイム」が登場。霧と影の世界であるニヴルヘイムはかつてないほど凍てついた世界であり、これまででもっとも寒く、もっとも危険であるとのこと。寒さなどの気温が難易度に直結する本作において、かなり難易度の高いバイオームになっているだろう。そして、新たなボスとなる太古の災い「ヘル」が登場。これまで夜間の襲撃に来ていた「ヘルの眷属」たちの親玉にあたる存在だと見られる。ヘルの戦い方はこれまでのボスとはまったく違うため、戦いの前にしっかりとした準備が必要であるとのことだ。そのほかにも農耕システムの実装や、強化アイテムであるルーンの追加や、新たな食べ物や飲み物に加えて、装備の追加など多くのコンテンツが実装されている。

またクロスプレイが実装され、Steam、Epic Gamesストア、Xbox Liveのプレイヤーがオンラインで一緒に遊べるようになった。ほかにも、今回のアップデートではコミュニティからの意見も多く反映されている。強化アイテムであるルーンがプレイヤー間で共有が可能になったり、ボスである太古の災いが再出現するようになるほか、ゲーム内での見た目装備の変更や、UXの改善など、コミュニティの意見を多く反映したQoLアップデートがおこなわれている。


『Tribes of Midgard』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/ Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Series X|S向けに販売中。