東亜プランSTG『究極TIGER』『TATSUJIN』『OUT ZONE』『ZERO WING』Steam版が来年2月14日に配信へ。多数の追加機能を導入


デベロッパーのBitwave Gamesは12月14日、シューティングゲーム『究極TIGER』『TATSUJIN』『OUT ZONE』『ZERO WING』のPC(Steam/GOG.com)版を、2023年2月14日に配信すると発表した。価格は各7.99ドル、4作品のバンドル版が19.99ドルとのことなので、日本ではSteamの基準にて換算され各920円、バンドル版が2300円程度になるだろう。

今回発表された4作品は、東亜プランがかつて手がけたアーケード向けシューティングゲームの移植版だ。『究極TIGER』は、戦闘ヘリで戦う縦スクロール・シューティングゲーム。複数のショットとボンバーを駆使して、敵の航空機や戦車、戦艦などに立ち向かう。2人協力プレイにも対応する。『TATSUJIN』は、宇宙を舞台にギタン星人と戦う縦スクロール・シューティングゲーム。3種類のショットが登場し、パワーアップアイテムを獲得しながら攻略を目指す。

『OUT ZONE』は、侵略宇宙人の撃退を託されたサイボーグ戦士が主人公の縦スクロール・シューティングゲームだ。任意スクロール制が採用され、プレイヤーの操作によりゲームが進行する。そして『ZERO WING』は、宇宙海賊の打倒を目指す横スクロール・シューティングゲーム。自機は特徴的な装備として、敵を捕獲できるビームをもつ。

各作品のPCへの移植にあたっては、入力遅延を最小化したエミュレーションや、クイックセーブ・ロード機能、オンラインランキング対応、インストカード表示、巻き戻し機能、リプレイ機能などを導入。また、自動射撃などのアシスト機能や、ベリーイージーモード、カスタマイズ可能な練習モード、ピクセルパーフェクト・フルスクリーンスケーリングなどの画面設定の追加もおこなわれるという。縦画面でのプレイにも対応するとのこと。



移植開発を担当するBitwave Gamesは、THQ NordicやPLAIONなどを抱えるEmbracer Groupの傘下スタジオ。東亜プラン作品の権利をもつ株式会社TATSUJINなどと共に今年8月に買収され、当時東亜プランの人気シューティングゲームのPC向け移植が予告されていた(関連記事)。その後第1弾のラインナップが確定し、今回配信日が発表された格好だ。なお、コンソール向けの東亜プラン作品の移植に関してはエムツーが展開しているため、Bitwave GamesはPC向けに注力するとのこと。

究極TIGER』『TATSUJIN』『OUT ZONE』『ZERO WING』のPC(Steam/GOG.com)版は、2023年2月14日に配信予定だ。これらの4作品は「Toaplan Arcade Shoot ‘Em Up Collection Vol. 1」と呼称されているため、シリーズ化され今後さらなる移植がおこなわれていくものと思われる。