猫アドベンチャー『Stray』のノーダメージスピードランが達成される。猫を絶対に傷つけない巧みなプレイに猫好きもほっと一息

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猫アドベンチャー『Stray』の、「猫を傷つけない」ユニークなスピードラン動画が投稿され、話題を呼んでいる。海外メディア GamesRadar+が伝えている。

『Stray』は 一匹の野良猫が主人公のゲームだ。ある日猫は家族からはぐれ、ロボットや危険なクリーチャーが存在する衰退したサイバーシティに迷い込んでしまう。プレイヤーは猫となり、道中で出会う「B-12」と名乗る空飛ぶ小型ドローンと協力して街を探索し元の世界への帰還を目指す。


『Stray』は可愛い猫の描写が大きな魅力のひとつであり、開発スタッフたちが過去に伝えたところによると、外見の微妙な調整や、リアルさと操作性を両立させるための動きの微調整に多大な時間を費やしたようだ (関連記事)。

一方で、猫が可愛すぎるゆえの弊害も出ている。猫に対する残虐表現の存在を不安視する声だ。本作はポストアポカリプス要素が強い作品ということもあり、襲いかかってくるクリーチャーや警備ドローンといった危険な敵も登場。そうした敵に追いかけられ、攻撃される場面も存在する。そうした要素が一部ユーザーによって誇張され、猫好きたちに本作のプレイを躊躇させてしまうという一幕もあった(関連記事)。


そんな中、 『Stray』のノーダメージでのスピードランに挑戦する動画が投稿された。猫を一切傷つけない巧みなプレイが話題を呼んでいる。投稿者は、さまざまなゲームでのノーダメージスピードランに挑戦しているHayete Bahadori氏だ。なお、動画のスピードランは、最速でストーリーのエンディングを目指す「Any%」(探索の達成率などが100%でなくてもよい)という方式でおこなわれている。


動画内では、猫の鳴き声でクリーチャーを引きつけ、その隙に鉄骨を渡り逃げたり、左右に巧みに回避しながら街を進んでいく。また、建物の柵や配水管、室外機に登りながら警備ドローンの目をかいくぐる様子も確認できる。さながら実際の猫が 見せるような機敏な反応である。スピードランということで、気まぐれな印象をもたれがちな猫が非常に効率的な動線でひたむきに進み続ける様子は、不思議な光景にも思える 。最終的に投稿者は、一度もリスタートすることなく1時間44分40秒ほどでゲームをクリアしている。

動画内でHayete Bahadori氏は、このスピードランにおいての一番の課題は、クリーチャーの回避だと述べている。そして、回避のコツを「ゲーム内のAIを惑わせること」としている。ゲーム内ではクリーチャーが直線的に走っている猫に対して飛びかかってくる。それに対して、高速で前後左右に移動することによって、敵のAIに猫がいる位置を誤認させることができるそうだ。


また、『Stray』はコントローラーを使用したプレイが推奨されているが、Hayete Bahadori氏はキーボードとマウスを使用している。その理由として、コントローラーのデッドゾーンを指摘している。デッドゾーンとは、コントローラーのスティックを倒してもゲーム内に入力が反映されない範囲を指し、範囲の外までスティックを倒すことで初めてキャラクターや視点が動く。そのためコントローラーではクリーチャーのAIを欺くほどの高速な左右移動はできないようだ。その点、キーボードは前後左右の同時入力ができるため、瞬間的な移動が可能だという。

動画のコメント欄には、同氏のそうしたプレイスキルを称賛するコメントが寄せられている。それだけでなく、猫を傷つけずにゲームを進めたことを感謝する声も届いている。今回のチャレンジは猫好きの心配や不安感を拭い去るという、意外な副次効果をもたらしているようだ。

『Stray』はPS4/PS5/PC(Steam)向けに発売中だ。PS Plus エクストラおよびPS Plus プレミアムユーザーは、ゲームカタログにて本作を追加料金なしでプレイ可能。

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