神殺しアクション『LOST EPIC』が正式リリース&発売するも、PS Storeで販売停止、そして再開。原因は価格設定の問題【UPDATE】

 

パブリッシャーoneoreight/デベロッパーTeam EARTH WARSは7月28日、『LOST EPIC』をPS4/PS5向けに販売開始した。また、早期アクセス配信がおこなわれていたSteamでも正式版がリリースされた。一方、PlayStation Store(以下、PS Store)では販売価格の不備が発覚し、現在は販売が停止。公式Twitterアカウントからも注意喚起がおこなわれている。


『LOST EPIC』は神と人との戦いを描く、2D横スクロールアクションゲームだ。Steamのユーザーレビューでは、装備とスキル選択を組み合わせたキャラクタービルドの多様さや、派手で爽快感のあるアクションなどが評価を受けている。死に覚えゲームなどのやり応えのあるゲームを求めている層に受け入れられているようだ。また、その世界観を彩るグラフィックも美麗で見応えがある。

公式サイトによればスタンダードエディションは2450円、デジタルアートブックとオリジナルサウンドトラックがセットになったプレミアムエディションは3990円で販売される予定だったようだ。しかしPS Storeにおいては、スタンダードエディションが3850円、プレミアムエディションが6270円という価格設定になっていた。

今回の価格設定の不備について、公式Discordコミュニティでは「PlayStation Storeの弊社担当がPlayStation 4/5版(通常、プレミアムエディション含)の販売価格の設定を間違えておりました」との経緯が発表されている。


過去、今回と同様のケースが別タイトルでも起こっている。サイバーコネクトツーが2021年7月29日にリリースした『戦場のフーガ』も、各プラットフォームでのリリース直後にPlayStation Storeの価格に不備が発覚。その後、配信を一時停止し、約2週間後となる2021年8月10日に販売を再開した。こちらについては、サイバーコネクトツー代表の松山洋氏が、「CEDEC+KYUSHU 2021」に登壇した際に言及しているが、初の自社パブリッシングタイトルということによる“現場の混乱”が一因としてあったようだ。


『LOST EPIC』はPC(Steam)では正式版の販売が開始されている。PS4/PS5版については、現在修正対応中とのことだ。修正前の価格で購入したユーザーには後日何らかの対応が実施される旨が発表されている。

【UPDATE 2022/7/28 18:49】
『LOST EPIC』公式Twitterアカウントより、同作のPS4/PS5版が、PlayStation Storeでの価格が修正された状態で販売再開されたと発表があった。修正前価格での購入者については、後日改めて対応について告知されるとのこと。




※ The English version of this article is available here