『Escape from Tarkov』最新アップデートで3人の新ボス登場&ワイプが実施。「Edge of Darkness」購入者向けにオフライン協力モードも実装

 

Battlestate Gamesは6月29日、『Escape from Tarkov』にアップデート0.12.12.30を配信した。同時にプレイヤーのデータをリセットする「ワイプ」が実施されている。

パッチ0.12.12.30ではLighthouse(灯台)が拡張された。灯台が配置されている島に訪れられるようになったほか、水処理プラント施設の複合施設内に新しいインテリアも追加。そのほか、Knight、Birdeye、Big Pipeの3人の新たなボスも追加された。いずれもRoguesの司令官で、Rogueたちと協力してプレイヤーを苦しめてくる。Knightはリーダーで、グループ全体の行動を調整。Birdeyeはプレイヤーとの距離を保ち、見通しの良い位置でプレイヤーを待ち伏せする。Big Pipeはグレネードランチャーを好み、広範囲の攻撃を得意とする。そして、常にプレイヤーに向かって急速に詰め寄ってくる。

ボスやほかのRogueたちはお互いに距離を保ちつつ、それぞれのポジションを守るそうだ。ボスやRogueのいずれかがプレイヤーを発見すると、プレイヤーの位置情報が無線で全員に送信されてしまう。すると、ボスたちは戦闘態勢になり、戦術的に有利なポジションを確保しにいくとのこと。なお、ボスが出現するマップはLighthouse、Shoreline、Woods、Customsだ。彼らは一か所にとどまらず、常にこれらの場所をさまよっている。ボスがいずれかのマップにいる場合、ほかのマップには登場しない。彼らの移動はランダムで、どのマップに移動するのかは誰にもわからないそうだ。


そして、今回のパッチではオフライン協力ゲームモードも追加された。このゲームモードは、「Edge of Darkness」エディションを購入したプレイヤーのみが利用可能。ゲームモード選択画面の「協力モード(Co-op mode)」チェックボックスで、切り替えをおこなう。協力モードでは、BOT、ボス、時間、天気のすべての設定はオンラインレイドと同じだ。協力しておこなったレイドの進行は保存されないものの、使用された装備は死んで失われることはない。

「グループとして開始」チェックボックスを使用すると、グループ内のすべてのプレイヤーがマップの中央に一緒にスポーンできる。チェックボックスをオフにすると、プレイヤーたちはオンラインモードのようにスポーンする。協力モードをプレイ可能な人数は、選択した場所のプレイヤーの最大数によって異なるそうだ。なお、負荷が高い場合には、Co-opサーバーの数は制限される場合があるとのこと。


そのほか、SCAVモードのデイリータスクなども追加。Hideoutにインテリジェンスセンター(Intelligence Center)を構築した後にアンロックされるそうで、Fenceから日毎にタスクを受諾できる。PMCのデイリータスクの追加や、多岐にわたる調整・修正も実施されている。詳しくはこちらのパッチノートを確認されたい。

『Escape from Tarkov』は公式サイトにてβ版として販売中だ。