『マインクラフト』Java版大型アップデート1.19配信。Deep Darkバイオームや強敵ウォーデンが正式実装


Mojang Studiosは6月7日、『マインクラフト』Java版において大型アップデートWild Updateを配信した。新バイオームやMobなど、多数の要素が追加されている。 
 

 
まず、マングローブの沼地のバイオームが追加された。温暖で湿潤な気候の土地に発生し、ハチやカエルなどのMobが見られる。地面は厚い泥の層に覆われており、ボートでの通行に適している。このバイオームに生息するマングローブの木は、根に苔のカーペットを生成するのが特徴だ。あわせて、マングローブの木のブロックも入手可能となる。このほかマングローブのむかご(苗木)も登場。骨粉を与えることで4段階に成長させられる。 

また泥は、マングローブバイオームに生成され、上を歩くとやや沈むといった挙動が見られる。土に水の瓶を使うと泥を生成することが可能だ。あわせて泥ブロックも生成される。マングローブや沼地などに登場する新Mobとしては、カエルとオタマジャクシが登場する。 
 

 
一方、もう一つ追加されるバイオームがDeep Darkバイオームだ。地下深くに存在し、古代都市などが見られる。大きな特徴が、同バイオームを覆うスカルクブロック各種だ。スカルクカタリストブロックの近くでMobが死亡すると、エネルギーが拡散し、スカルクブロックが生成。そのなかには、ときどきスカルクセンサーとスカルクシュリーカーが生成されることがある。スカルクセンサーはプレイヤーの振動を検知するとスカルクシュリーカーに信号を送信。信号を受け取ったスカルクシュリーカーはうなり声を発声し、これが何度も繰り返されると強力なMobであるウォーデン(Warden)が呼び出される。また、古代都市で見つかるEcho Shardsを使うことで、自身が最後に死んだ位置を示すRecovery Compassをクラフトすることができる。 

ウォーデンはDeep Darkに出現するMob。振動やにおいを感知することでプレイヤーを察知する。強力な近接攻撃のほか、高いところや壁の後ろにプレイヤーが隠れた場合は、壁を貫通する遠距離攻撃を放ってくる。ウォーデンに気づかれないように60秒隠れると、ウォーデンは地下に帰っていく。なお、ウォーデンは5秒以内に二つの発射物の振動を受け取ると、射手に向かって激昂する。一方で、5秒以上間隔を空けて発射物の振動を受け取った場合は、ウォーデンは怒らない。これを利用して、ウォーデンを怒らせずに近くのチェストを漁ったりすることが可能だ。なお本作における振動については変更が施されており、羊毛ブロックなどのカーペットが振動を軽減するようになっている。 
 

 
また、新たなMobとして、Allayが登場する。Allayに対しては、アイテムを手渡すことが可能。そしてAllayがアイテムを持っている間は、プレイヤーについてくる習性がある。ついてきている間、手に持っているのと同じアイテムを周囲から回収。プレイヤーのもとでドロップし、届けてくれるのだ。一方、近くで音符ブロックを鳴らすと、30秒間その音符ブロックの元へ回収したアイテムをドロップするという性質もある。 

このほか、チェストつきのボートや、ヤギの角といったアイテムも登場。くわえて実績の追加や技術的変更なども多数おこなわれているため、詳しくは公式パッチノート(英語)を参照してほしい。