メトロイドヴァニアアクション『Axiom Verge 2』Steam版が8月12日に配信決定、日本語対応


デベロッパーのThomas Happ Gamesは3月12日、2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Axiom Verge 2』のPC(Steam)版を、8月11日に配信すると発表した。時差により、日本では8月12日に配信される。本作のPC版はEpic Gamesストアにて先行配信されていたが、ちょうど1年後にSteamでもリリースされることとなった。

『Axiom Verge 2』は、2015年に発売された2Dアクション・アドベンチャーゲーム『Axiom Verge』の続編だ。本作の主人公は、世界的大企業グローブ3を率いる大富豪の女性インドラ。彼女は、過去に失踪したという娘を探すために南極に降り立つ。そしてある施設に向かったところ、何者かの声に導かれるようにして、古代のハイテク文明の遺跡が残る地球によく似た異世界へと迷い込む。

本作は、前作に引き続きメトロイドヴァニアスタイルのゲームプレイを採用。プレイヤーは広大なマップを探索しながら、新たな装備やアビリティを獲得しては、さらに探索範囲を広げていく。そのなかには敵キャラクターのハッキングやドローンの操作といった、新規アクションも用意されている。またスキルポイントを消費して、体力や各種能力を引き上げる要素も存在。そうして探索を進め敵と戦うなかで、舞台となる異世界や、インドラを誘導する人物などについて迫っていくこととなる。


本作は昨年、PC版のEpic Gamesストア時限独占配信が発表された際には、理解を示す声が上がったことでも注目された(関連記事)。今回の発表にて開発者のThomas Happ氏は当時のことを振り返り、(ほかの多くの独占タイトルのように)大きな批判にさらされることも覚悟したが、結果的に自身や家族にとって最善の選択だったと述べている。

また『Axiom Verge 2』のゲーム内容自体についても、前作に新たなマップやQoL向上を追加したようなものではなく、異なるプレイ感覚を目指したとし、ともすれば前作ファンのあいだで議論を呼ぶことになると考えていたという(Steam版を待つファンへのネタバレ防止のために、具体的な要素への言及は避けた)。しかし、その方向性についてもコミュニティは支持してくれたとし、感謝の言葉を述べている。実際本作は、先行して発売されたPC(Epic Gamesストア)版やNintendo Switch/PS4版にて、前作に迫るほどの高い評価を獲得。メトロイドヴァニアとしての探索の楽しさを前作から継承しているだけでなく、いくつかの新メカニクスなどについても評価されたようだ。

『Axiom Verge 2』のPC(Steam)版は、日本では8月12日に配信予定だ。ゲーム内は日本語表示にも対応する。