オープンワールド宇宙シューティング『EVERSPACE 2』2022年のロードマップ公開。来春にはついに日本語対応へ

 

デベロッパーのROCKFISH Gamesは12月7日、現在PC向けに早期アクセス配信中の『EVERSPACE 2』の、2022年のロードマップを公開した。このなかでは、日本語表示への対応時期も明示された。

本作は、オープンワールドの宇宙を舞台に展開するシングルプレイ向けスペースシューティングゲームだ。プレイヤーは宇宙戦闘機を乗りこなし、宇宙空間でのドッグファイトや宝探しをおこなう。戦闘機には複数のクラスが存在し、装備などをカスタマイズ可能。さまざまな武器とアビリティを使って、敵のドローンや戦闘機、重爆撃機や強力なガンシップを撃破していくのだ。


『EVERSPACE 2』は、2021年1月に早期アクセス配信を開始。それから2回の大型アップデートを経て、現在Steamのユーザーレビューステータスでは91%が好評とする「非常に好評」を獲得している。正式リリース時期については、当初は2022年前半予定とされていたが、エンドゲーム要素の充実などを理由に、2023年初頭に延期されている。

今回発表された2022年のロードマップでは、まず春に予定するアップデートにて、日本語を含む多言語対応が決定。UIやテキストがローカライズされる。このほかにも、3機目のライトファイターROGUE(ローグ)の追加や、クラフト・トレード・資源収集/加工の改善、新しい装備やストーリーコンテンツ、パーク、チャレンジの追加もおこなわれる。

2022年夏には、本作として過去最大のアップデート「DRAKE(ドレイク):ギャング抗争」を実施予定。巨大な星系「Drake」が新たに追加される。極限の自然に満ちた星団を舞台に、対立する3つの派閥がドレイク星系の豊富な資源をめぐって争いを繰り広げる。新たな惑星のロケーションには新たな危険が待ち受けているそうで、惑星Motaでは溶岩の間欠泉が存在し、水の惑星Gilbertにおいては、水中に深く潜って宝物を見つけることになるという。


2022年秋には「ANCIENTS RIFTS(エンシェントリフト)」アップデートが実施。エンドゲームのコンテンツの一部が導入され、プレイヤーはレジェンダリーアイテムを求めてエンシェントの謎を探る、高難易度コンテンツに挑むことができるようになる。ここでは、人気のゲームでおなじみのハイリスク・ハイリターンのメカニズムを採用しつつ、宇宙ならではのひねりが加えられているそうだ。

そして2023年初頭に、本作は正式リリースを迎える予定。コンテンツを完成させ、最終的な磨き上げ作業とバグ修正もおこない、さらにPlayStation/Xbox版も発売するとのこと。なお正式リリースに際しては、技術的な理由により99.99%の確率でセーブデータのワイプを実施するだろうと案内している。

『EVERSPACE 2』は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)にて早期アクセス配信中。Xbox Game Pass for PC向けにも提供されている。