『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』大規模“バグ修正”アプデ配信開始。雨降り過ぎ問題解消、賛否両論の霧は変更可に

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Rockstar Gamesは12月1日、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』のPC/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S版向けに、アップデート1.03を配信した。Nintendo Switch版向けには後日配信される。

本作は、『グランド・セフト・オートIII』『グランド・セフト・オート:バイスシティ』『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』の3タイトルをリマスターしセットにした作品だ。ただ、発売直後からバグや最適化不足などの指摘が相次ぎ、Rockstar Gamesはユーザーに謝罪。アップデートのでの改善を約束し、今回2回目のアップデートが配信された。

今回のアップデート内容も膨大かつ多岐にわたるが、ほぼすべてがバグ修正となっている。まず収録3作品共通の内容としては、安定性の向上や、看板などのスペルミスの修正、カットシーン中に室内に雨が降る現象の修正、カメラモードへのシネマティックカメラの追加がおこなわれた。また、PC/Xbox One版固有の問題の修正も実施されている。

『GTA3』では、最初のミッション「自由を!」のカットシーンでの雨の表現の調整や、上述した室内に雨が降るバグの修正について、複数のミッションでの具体例が挙げられている。また、タクシーのドアに貼られた文字の解像度が低い問題や、タクシーミッションなどでタイマーにUIが被る問題などについても修正されている。

『GTA:バイスシティ』においては、ミッション「Checkpoint Charlie」完了後にクラッシュする問題や、ロビーナのカフェなどにマップ外にすり抜ける穴が存在する問題、島の岸壁にさまざまなテクスチャが表示される問題などを修正。ミッション「Copland」をリスタートすると、同行するランスが2人に増える問題も修正されている。


『GTA:サンアンドレアス』でも多数のバグ修正がおこなわれているほか、追加要素も導入された。まず、高高度(地上7、8000メートル~1万メートル)を雲で覆う表現が追加。さらに、グラフィック設定には「グランドヘイズ」の項目が追加された。これをONにすると、遠景に霧が現れるようになる。

本作のオリジナル版も遠景が霧に覆われていたが、リマスター版ではカット。おそらく、PS2のスペック的に描画できない部分を霧で隠していたところ、現行機ではその必要がなくなったのだろう。ただプレイヤーからは、遠くまでクッキリ見渡せるとかえって街の狭さが強調され、雰囲気を損ねると不評だった。今回そうした声に応えるために、オプションとして霧の設定を追加したものと思われる。

またゲームプレイ設定にも、「ターゲットのアウトラインを無効化」という項目が追加されている。これはNPCをエイムした際に、白いアウトラインを表示させるか否かの設定だ。


本作においては、雨の表現も批判にさらされた。雨の白い筋がやけに強調され、とんでもない豪雨に見えるというものだった(関連記事)。この表現については前回のアップデートにて修正されたが、濡れた地面に雨が落ちた際の描写がまだ強かったため、今回この点も修正されている。

このほか、主人公CJが最大限に太った、あるいは筋肉をつけた際の歩き・走りアニメーションの追加や、草のテクスチャが正しく表示されない問題の修正、ミッション「Dam and Blast」中にクラッシュする問題の修正なども実施された。アップデート1.03の詳細はパッチノートを確認してほしい。Nintendo Switch版向けにも後日配信される。


『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに配信中だ。なお、本作はPS4/Nintendo Switch向けパッケージ版が12月7日に発売予定だったが、PS4版(および海外Xbox版)は12月17日に、Nintendo Switch版については2022年前半への延期が発表されている。おそらく日本でも、同時期へと延期されることとなるだろう。

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