『聖剣伝説 Legend of Mana』にて「原作版フォント」を追加するアップデート配信開始。匠のドットフォントに加えて、品あるアレンジフォントも

 

スクウェア・エニックスは9月27日、HDリマスター版『聖剣伝説 Legend of Mana』においてver1.1.0のアップデート配信を開始した。本アップデートにて、新たに原作版のフォントを追加。またモード選択状態を示すアイコンの追加や、細かな不具合の修正が実施されている。

『聖剣伝説 Legend of Mana』は、1999年7月にPlayStation向けに発売されたアクションRPGだ。ワールドマップに街やダンジョンとなるオブジェクトを配置し、プレイヤー自らがファ・ディールの世界を構築していく「ランドメイクシステム」が特徴。従来シリーズとは異なるベルトアクション方式のバトルや、絵本のような暖かみのある世界観も魅力となる作品である。そのHDリマスター版となる本作では、きめ細やかなピクセルアートを高解像度化し、どこでもセーブやエンカウントOFFなどの新機能も導入。原曲を手がけた下村陽子氏監修によるアレンジ楽曲も収録され、原作版からさらに美しく、より快適になっている。

そして本日おこなわれたver1.1.0のアップデートにて、ついにオリジナル版のフォントに切り替え可能となった。このフォントアップデートは、発売直後に2021年秋の実装が告知されていたもの。暖かみのある原作フォントが好きだったという多くの原作ファンの声が開発スタッフに届き、本日実装される運びとなったようだ(関連記事)。


ゲーム内フォントは、オプションメニューの「各種設定」にある「フォント選択」から切り替え可能だ。選択できるフォントは「デフォルト」「アレンジ」「オリジナル」の3種類。原作版フォントにあたる「オリジナル」を選択することで、原作同様の趣のある味わい深いフォントが堪能できる。なお「アレンジ」は、今回新たに追加されたフォントのようだ。既存のフォントとは異なるも、読みやすくも上品な印象を受ける。それぞれのフォントを切り替えながらプレイしてみるといいだろう。
【UPDATE 2021/9/27 23:05】
アレンジのフォント表現について変更

また本アップデートでは、モード選択状態を示すアイコンが追加されている。具体的には、マップ移動後にエンカウントOFFや2Pコントロールモードを示すアイコンが数秒表示されるようになったようだ。そのほかにも、細かな不具合の修正がおこなわれている。フォントアップデートを待ち焦がれていた方も、すでにプレイ済みの方も、あらためて本作をプレイしてみてほしい。


HDリマスター版『聖剣伝説 Legend of Mana』は、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。


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