スクウェア・エニックスは12月8日、The Game Awards 2023にて『聖剣伝説 VISIONS of MANA』を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Windows/Steam。2024年に発売するという。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、『聖剣伝説』シリーズ完全新作だ。三人称視点の3Dアクションアドベンチャーゲームとなるようだ。同作では、主人公ヴァルが幼馴染の少女と共に、マナの樹へと旅立つことになるという。
本作ではセミオープンフィールドを採用し、さまざまなロケーションをシームレスに巡っていくという。『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』で健在であった、自然や精霊とのつながりを感じられる世界観、豊かな色彩と温かみのあるグラフィック、スピード感のあるバトルは継承。かつ立体的なアクションを盛り込むことで、遊びの幅が格段に進化しているそうだ。また本作では王道ファンタジーRPGとして回帰しているとのこと。
開発メンバーとしては、『聖剣伝説』シリーズを近年統括している小山田将氏が引き続きプロデューサーを担当。サウンドは、『聖剣伝説』シリーズおなじみの菊田裕樹氏のほか、関戸剛氏や山﨑良氏が参加。キャラクターデザインはHACCAN氏、モンスターイラストは吉岡愛理氏が担当。またシリーズモンスターデザイン監修として、『聖剣伝説』の父ともいえるグレッゾの石井浩一氏が参加するようだ。
シリーズナンバリング作品としては、2006年に発売された『聖剣伝説4』が最後。同作は野心作ではあったものの、粗さもあり評価は芳しくなかった。しかしながら2020年には『聖剣伝説3』のリメイクとなる『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』がリリースされ、堅実な作りでオリジナル作を生かしたリメイクであるとして高い評価を獲得した。復活をはたした『聖剣伝説』シリーズにて、16年ぶりに新たな新作が出ることになる。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』は、PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Windows/Steam向けに2024年発売予定だ。