サメオープンワールド『Maneater』DLC「Truth Quest」が8月31日に配信決定。サメVS軍隊、ヘリや要塞からの攻撃をかいくぐれ


デベロッパーのTripwire Interactiveは7月13日、オープンワールド・アクションRPG『Maneater』のDLC「Truth Quest」を、8月31日に配信すると発表した。価格は14.99ドル(約1600円)。

本作は、オオメジロザメになり水中世界を生き抜く、シングルプレイのアクションRPGだ。広大なオープンワールドのマップには川から海まで複数のエリアが存在し、さまざまな生物が生息。凶暴なワニやほかのサメ、あるいは人間のサメハンターなどに狙われながらも、自分よりも小さな生物や人間を捕食し、また獲得した栄養にて身体の各部位を進化させながら、子ザメからメガシャークへと成長していくのだ。この過程では、宿敵となるサメハンターとの物語が展開していく。
 

 
DLC「Truth Quest」では、沖合に新たに用意される島の周辺を舞台に、本編の続きとなる物語が描かれるという。その新エリアでは、Uberと呼ばれる頂点捕食者や、進化した捕食生物が登場。また、サメハンターの代わりに軍隊が現れる。軍隊は、船だけでなくヘリも使い、さらに島のビーチや要塞からもプレイヤーを攻撃。その武器も、従来とは異なるものを装備しているそうだ。

主人公のサメの成長・カスタマイズ要素となる進化については、新たなセットが追加される。また、各部位について5種類の進化が追加されるほか、レベル35に達するとスロットがひとつ追加されるとのこと。これに伴い、レベルキャップは40に引き上げられる。本編よりもさらに強大な存在へと成長できることとなりそうだ。

このほか、新たなクエストタイプが2種類追加される。ひとつは「Failure to Communicate」で、ウィップショットでオブジェクトを飛ばし、目標のオブジェクトの破壊を目指す。もうひとつは「Time Trial」。制限時間内にすべてのリングをくぐって泳ぐクエストだ。
 

 
このDLCでは、Trip Westhavenという名のジャーナリストも登場する。本作の世界では、通常あり得ない進化を遂げる主人公のサメのような存在は、誰も真に受けることのない噂話でしかなかった。しかしWesthavenは、本作の本編での主人公の活躍を嗅ぎつけ、このサメの背景には政府による陰謀があるのではと勘ぐる。また、舞台となる島には怪しい施設が建ち並び、Naval Wildlife Organizationという組織の存在も浮上。彼は、自身の支援者と共に調査に乗り出す。DLCにおいては、こうしたWesthavenの目線を通じた物語が、彼の“ViewTube”チャンネルTruth Questを通じて描かれるようだ。

『Maneater』のDLC「Truth Quest」は、8月31日に配信予定。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。なおNintendo Switch版向けには、現時点では発表されていない。

また本DLCの配信に合わせて、無料の“試験放送(pilot episode)”も配信される。DLCの内容の一部を体験できる、10〜15分ほどのゲームプレイを楽しめるとのことで、DLC専用の体験版となるようだ。