『バイオミュータント』パッチ1.5が配信開始。ユーザーからのフィードバックを受け、レベルキャップの上昇や近接攻撃ロックオン機能を追加

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THQ Nordicは6月18日、オープンワールド・アクションRPG『バイオミュータント』のパッチ1.5を配信開始した。パッチ1.5ではレベルキャップが50から100に上昇するほか、近接攻撃のロックオン追加、動的HUDの追加、ニューゲーム+の難易度調整といった改修が加えられている。パッチはPC(Steam)版とPS4版へ先んじて配信され、Origin版およびXbox One版向けの配信は後日となる。具体的な日付は不明であるものの、Xbox One版のパッチ配信は来週中となる旨がパッチノートに記載されている。 

『バイオミュータント』は文明崩壊後の世界を舞台としたオープンワールド・アクションRPGだ。舞台は混迷の時代を迎えたポストアポカリプス世界。世界の中心にそびえたつ「生命の樹」は疫病に蝕まれ、そこに住まう種族たちも対立していた。小柄なケモノである主人公は、この世界の運命を決めるための旅に出る。本作は5月25日の発売以降、独創的な世界観やキャラクターカスタマイズ部分は好評である一方で、バトルシステムや探索要素の作り込みの甘さが指摘されていた。厳しい指摘を受けた開発側は、5月29日にコミュニティのフィードバックに基づいたアップデートをおこなっていくことを告知していた(関連記事)。 
 

 
ユーザーからのフィードバックを受けてのアップデートであるパッチ1.5では、全体的なプレイフィールの向上が図られる。戦闘では近接戦闘時のロックオンターゲット機能が追加され、遠隔戦闘よりもやや使い勝手が悪いといわれていた近接戦闘の利便性が向上している。探索面では、アイテムの拾得画面から拾得物を直接分解することができるようになった。また、頭装備の表示/非表示の切り替え機能が追加。「頭装備で常に隠れてしまうため、せっかく可愛らしく(格好良く)作り込んだケモノの顔が見えない」という声に応えている。このほか、戦利品のバリエーションも追加され、拾ったアイテムが重複することが少なくなった。 

UI面では、プレイ中のUI表示について「DYNAMIC」の設定が追加されている。DYNAMICを選択した場合、非戦闘状態のまましばらく時間が経過すると画面のUIが非表示となる。デフォルトでは常にUIを表示する「ALWAYSSHOW」が設定されているため、DYNAMICでゲームを楽しみたい方はアップデート後に設定をおこなう必要がある。また、PS4固有のアップデートとして、EnterボタンとBackボタンを入れ替えたときに一部のメニューにおいて入れ替えが正しく機能していなかった問題が修正されている。 

本パッチでは成長要素や周回要素にもテコ入れがされている。レベルキャップが50から100へと上昇したことに加え、レベル50以降はよりレアリティの高い戦利品が追加される。ニューゲーム+では周回ごとの難易度が上昇し、より歯ごたえのある冒険が楽しめるようになるという。 
 

 
『バイオミュータント』はPC/PS4/Xbox One向けに販売中だ。パッチ1.5では本記事で紹介したほかにも、細かな調整が多数おこなわれている。アップデート内容の詳細については、パッチノート(英文)を確認してほしい。 

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