スローライフアクション『WORTH LIFE』Nintendo Switch向けに発表、6月24日発売へ。『牧場物語』『ルーンファクトリー』開発者が手がける新作


任天堂は6月16日、情報番組「Nintendo Direct | E3 2021」内にて『WORTH LIFE(ワースライフ)』をNintendo Switch向けに発表した。発売日は2021年6月24日で、価格は税込2980円。ニンテンドーeショップにて予約が開始されている。

『WORTH LIFE』は、HAKAMAが手がける、スローライフファンタジーアクションゲームだ。HAKAMAは、かつてマーベラスに在籍し『牧場物語』シリーズや『ルーンファクトリー』シリーズに携わってきた、はしもとよしふみ氏が設立したスタジオである。ある国では、クリスタルの輝きが失われ、各地で異変が起こっていた。王様エライ=オサマーン31世は、事態を解決するべく国中から無作為に30人を呼び集め、国を豊かにするように命令。主人公は30人の中の1人として、マモノが狂暴化し、土地も荒れてしまっている中、まずはできることを探す旅へ出発する。

主人公は、国を豊かにしてほしいと頼まれているものの、自由に生活を営めるようだ。家を建て、家賃をもらう。釣り堀を作って、魚を釣る。畑を作って、作物を収穫する。狂暴化したモンスターを相手に、勇者のように戦う。王国に差し迫る、魔王軍を討伐する。王様から与えられた100万ゴールドを元手に思い思いの方法で可能性を探り、国を豊かに発展させることになる。


本作では、興味をもったものに対して行動すると新たなひらめきが発生し、できることの幅が広がっていくという。たとえば木が気になる場合、クワやオノ、ツルハシといったモノが試せる。その中からオノを選んで試すと、切ることをひらめき、木の採集が可能になるようだ。行動によって、水中を泳ぐスキルや、スーパーダッシュ、弓の貫通攻撃「チャージショット」なども習得。条件をクリアすることでひらめくスキルもあり、ひらめきによって行動の幅が広がっていくのだろう。

また、空き地を自由に使って、農業や釣り、建物を建てる要素が存在。4つの選択肢を選んで会話する住人とのコミュニケーションもあるようだ。主人公の外見の変更機能も導入されている。絵本のようなグラフィックによって、人魚族の住む水の中からモンスターの潜む地下洞窟まで、温かな冒険や生活が表現されている。


WORTH LIFE』は、6月24日にNintendo Switch向けに発売予定。ニンテンドーeショップでは予約が開始されているほか、発表にあわせて公式サイトも公開されている。本作の開発には前出のはしもとよしふみ氏が携わっているほか、キャラクター&モンスターデザインは『牧場物語』に長く携わってきたまつやまいぐさ氏が担当するようだ。