南国島暮らしシム『Fishermen’s Haven』発表。島民に作業を割り当てて、何もない島を発展させる


パブリッシャーのPlayWayは6月6日、Sim Farmが手がける島暮らしシミュレーションゲーム『Fishermen’s Haven』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

『Fishermen’s Haven』は、南国の孤島で生活し、さらにコミュニティを築くシミュレーションゲームだ。舞台となる島は、自然が広がり豊かな海に囲まれているが、人が住む環境としては何も整備されていない状態である。プレイヤーは、島民たちにさまざまな作業を割り当てながら、島を発展させていく。

島で生きるためには、まずは食料が必要だろう。本作では、ジャングルで自生する食べ物を探したり、畑を耕し作物を育てることで食料を入手可能。ココナッツやバナナ、パイナップル、オクラ、キャッサバなど、南国らしいフルーツ・野菜が手に入るようだ。また、ボートをクラフトすれば、海に漁に出ることもできる。投網を使ったり、鵜に魚を捕らせたりなど、さまざまな漁法を利用できるという。

ボートは複数の種類が登場し、装備のアップグレードも可能。舵やオール、帆などを搭載して航行性能を高めたり、船室を作って船員が身体を休められるようにしたり。また、ランタンを用意すれば夜間も漁ができるようになる。


ボートやその装備をクラフトするには、材木やロープなどの資源が必要だ。また、生活の拠点となる家や、収穫物を備蓄する倉庫などの施設、各種作業に必要な道具など、本作では資源をもとにあらゆるものをクラフト。熱帯の気まぐれな気候によって家が破壊されてしまうこともあり、その補修にも資源が必要となる。島民たちには、そうした資源の回収にもあたらせることとなる。

島には行商人が船でやってくることもあり、魚や作物、資源などを物々交換できる。良い品と交換するには、価値あるものを用意しておきたい。島では、たとえば真珠を育てることができ、また魚干し台をクラフトして獲った魚を干物にすれば価値が上がる。そうした真珠の養殖などの技術は、スキルツリー形式でアンロックできるようだ。


資源や食料の獲得とクラフトを繰り返し、そして新たな技術をアンロックしていくなかで、やがて本格的な建築が可能となる。道路を整備し、大きな家などを立てていくことで、海辺の集落は街へと発展していく。この島には無尽蔵に資源が存在するわけではないため、島の発展の方向性を考慮しながら、何をクラフトするのか、また島民の人的リソースを上手く管理するのだ。

『Fishermen’s Haven』はPC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定である。Steamのストアページによると、本作は日本語表示にも対応する予定のようだ。