『Helltaker(ヘルテイカー)』新チャプターの日本語化Mod配信開始。地獄ハーレム倉庫番で悪魔の女の子たちにまた会える

 

国内の翻訳家である陽炎01型氏は5月12日、『Helltaker(ヘルテイカー)』の1周年アップデートにて追加されたチャプターの日本語化Modを公開した。『Helltaker』はポーランドのクリエイターvanripperことŁukasz Piskorz氏にが手がけるパズルゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam/itch.io)で、2020年5月に配信された。主人公は、ある夢を見て一念発起した中年の男。悪魔の女の子でハーレムを作ってイチャイチャするという願いを叶えるため、単身地獄へ降りて奮闘することとなる。 
 

 
本作のルールは、『倉庫番』をベースとしている。マップの最奥にいるヒロインにたどり着くため、決まったターン数以内にマップ内の障害物を排除していくのだ。何度も蹴飛ばすことで粉砕することができるスケルトンや、踏むと手数が減ってしまうトゲのトラップなど、ほどよく頭を使うパズルが待ち受けている。一方本作は、ヒロインである悪魔の女の子たちとの会話に力を入れていることも特徴。物語パートだけを楽しみたいユーザーのために、パズルのスキップ機能も実装されている。地獄のカリスマであるルシファーなど、アクの強い女の子たちと胸キュンあり、流血ありの交流を楽しむことができる。 

このたび追加された新たなチャプターは、地獄を舞台としたこれまでとは打って変わって謎めいた研究施設が舞台。人間と悪魔の融合体として目を覚ました新チャプターの主人公は、科学悪魔のロアマスターのもとで奇怪な実験に臨むこととなる。キックで飛ばせる障害物だけでなく、タイミングで照射されるレーザーなど、新たなギミックも登場。ロアマスターの周囲には、地獄で出会った悪魔の女の子の姿も見えるが、本編に登場した時とは少々様子が異なるようだ。なお、日本語版でしか味わえない「本編からのつながり」を感づかせるセリフもあり、ファンならドキリとさせられるだろう。今後の展開もにおわせるストーリーとなっており、『Helltaker』の盛り上がりをまだまだ期待させられる内容となっている。 

ちなみにパッチノートにあるように、新チャプターにもパズルパートのほかにアクションパートが存在。ただし今回のアップデートからは、アクションパートもスキップボタンで飛ばせるように配慮がなされている。もちろんスキップせずにクリアすれば、それに見合った実績も与えられるとのことだ。
 

 
陽炎01型氏による日本語化Modは下記ツイートより入手可能。同梱のテキストファイルの指示に従えば導入が可能となっている。『Helltaker』本編はSteam/itch.ioにて無料配信中だ。作者に投げ銭したい人はデジタルアートブックを1010円で購入可能。アートブックの内容も1周年に合わせてアップデートされているため、所有している人は見返してみるといいだろう。ちなみに陽炎01型氏は、 Piskorz氏による『Helltaker』番外編漫画も翻訳してアップしている。くまなく見れば、新チャプターへつながるちょっとした要素にも気がつくかもしれない。