雪山サバイバル登山『Insurmountable』配信開始。登るたび姿を変える高峰に挑み、成長と遭難を繰り返す

 

ByteRockers’ Gamesは4月29日、雪山登山ストラテジー『Insurmountable』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。また、追って海外PlayStation 4/Xbox One向けにもリリースされる。Steamでの価格は、定価が2050円のところ、5月7日まで10%オフの1845円で入手できる。 
 

 
『Insurmountable』は登るたびに姿を変える雪山に挑むサバイバルゲームだ。プレイヤーは自動生成される山の頂を目指し、過酷な登山へ挑むことになる。キャラクターは、異なるスキルをもった探検家・科学者・ジャーナリストの3人から選択可能。「正気度」「体温」「エネルギー」「酸素」などのパラメーターを維持し、ヘックスタイル状に表現された山道を登っていくこととなる。 

本作では、登山の過程で発生するランダムなイベントが特徴だ。洞窟や遺跡といったロケーションを見つけることもあり、過去の登山者たちが遺していったアイテムを入手できることもある。またクレバスが目の前に立ちはだかったとき、その上を渡るか回り道をするかといった選択を迫られることもあるのだ。また成長要素として、スキルツリーから新たな能力を取得することも可能。酸素が薄い状態でも消耗しづらくなるなど、登山が有利になるアビリティを覚えることができる。ただし、本作ではパーマデスが導入されている。そのためいちど倒れれば入手したアイテムや能力はゼロに戻ってしまう。 
 

 

 
山は足を踏み入れるたびに姿を変えるため、高いリプレイ性があるのも本作の特徴といえる。ダイナミックに変化する気候状況や、昼夜のサイクルなども道のりに影響を与えるようだ。ちなみにゲームモードは最初は「Normal」だけが開放されており、のちに「Hard」「Insurmountable」がアンロックされていく。本稿執筆時点でSteamストアページでのレビューは11件と少なめながら、今のところ全員がポジティブな評価を下しているようだ。ゾンビもポストアポカリプス要素もない、質実剛健なリアルサバイバル要素を押し出している本作。初登頂するまでには40分程度が見込まれるため、まずはひとのぼりして本作の感覚をつかむのもありだろう。 

『Insurmountable』はPC(Steam)向けに配信中だ。