ホームレス・サバイバルRPG『Hobo: Tough Life』Steamにて正式リリース。新エリア追加や画質向上など、過酷な路上生活に新たな風が舞い込む

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チェコのデベロッパーPerun Creativeは4月13日、同スタジオが開発するホームレス・サバイバルRPG『Hobo: Tough Life』をSteamにて正式リリースした。価格は2570円。本作は、2017年に早期アクセスタイトルとしてリリース。そこから約4年の時を経て、このたび新コンテンツの追加やクオリティ面の向上がはかられた、バージョン1.0配信を迎えた。
 

 
『Hobo: Tough Life』は、ホームレスとしてヨーロッパ郊外を生き抜く、サバイバルRPGだ。舞台となるのは、中欧に位置する架空の寒冷都市「Praslav」。冷戦の終結とともに共産党政権が崩壊した影響により、この都市は政情不安に包まれていた。だが、資本主義と民主主義の到来により、それも今は回復しつつある。その一方で、社会情勢の変化に適応できず、そのまま行き場を失った人々が多いのもPraslavの現実。プレイヤーもまた、そのひとりというわけだ。それでも生き延びるため、プレイヤーは過酷な路上生活を送ることとなる。

仕事にありつけずに困窮の身となったプレイヤーは、当然ながらお金を持っていない。さらに帰る場所もない。それでも人間はお腹が減るし、健康でいたい。本作では、基本的に食糧や服などのサバイバルに必要なアイテムは、ゴミ箱から拾うこととなる。食べかけのパンや使い古された衣服などを漁り、自身の健康を維持していくのだ。食糧を得ないと、栄養が足りずに野垂れ死ぬ。服がボロボロだと、寒さをしのげず体調を崩す。また、衛生状態が悪いと、病気になるリスクも高まる。路上で生き延びるためには手段など選んでいられない。
 

 
一方、ゴミ箱から漁るだけでなく、プレイヤーは人との交渉を通じて物資を入手することも可能だ。会話中にはいくつかの選択肢が表示され、選んだセリフによって交渉結果が変化する。乞うのか、取引をするのか、はたまた盗むのかはプレイヤー次第。また、他人の家にピッキングを用いて不法侵入し、物資を奪っていくこともできる。しかし、そうした犯罪行為が見つかれば警察に追われる身となってしまう。プレイヤーはホームレスであり、スーパーヒーローにあらず。さまざまリスクとリターンを踏まえたうえで、慎重な行動を心がけよう。

本作の過酷なホームレス生活の中では、現実の出来事や人物をモチーフとしたストーリーも用意されている。クエストというかたちで数十の物語を楽しむことができ、その過程ではさまざまな味方や敵(あるいは犬)との出会いが待っている。派閥への参加要素もあり、そこで頂点を目指し、ホームレス界の王座に君臨するのもいいだろう。もしくは自前の小屋をつくり、そこを隠れ家として路上生活を営んでもいい。ホームレスとしてどう生きるのかは、人それぞれだ。
 

 
今回の正式リリースに際しては、新たなコンテンツの追加や各種クオリティ面のブラッシュアップがはかられている。具体的には、Praslavの都市に新エリアが登場。また、膨大な量の環境音や新たなサウンドトラックも収録されているようだ。さらにグラフィック面の品質向上もなされているとのこと。そのほか、挙げればキリがないほどの変更点があるとのことで、前回のバージョン0.9から大幅に拡充されたゲームプレイを楽しめるだろう。

ただし、旧バージョンとのセーブデータの互換性について、開発元によると、バージョン1.0では前バージョンのセーブデータが必ず正しく動作する保証はないという。バージョン1.0では、これまでのバージョンとは異なるエンジンを使用しているとのことで、その影響によって過去のセーブデータが100%読み込めるとは断言できないようだ。特に実績については、その一部を解除できなくなるケースがあり得るという。バージョン1.0にアップデート後は、できれば新たにセーブデータを作成してゲームを始めてほしいとのことだ。
 

 
『Hobo: Tough Life』は、Steamにて2570円で配信中。今回の正式リリース後も精力的にアップデートを重ねていく予定とのこと。また、現在コンソール機への移植にも取り組み中とのことだ

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