『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』PS5版ではアプデにて「主人公の筋肉表現」がリアルに。機械学習技術で描かれるパツパツ感

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デベロッパーのInsomniac Gamesは3月31日、『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』向けの最新アップデートを、PlayStation 5/PlayStation 4にて配信した。このアップデートでは、安定性の向上やバグ修正をおこなったほか、「Advanced Tech Suit」を新たに追加。同スーツにちなんだフォトモード用のステッカーも用意されている。


またPS5版においては、上述したAdvanced Tech Suitに加え、クラシック・大いなる責任・ウィンター・アップタウンプライドといった各スーツに対し、「ZivaRT」と呼ばれる技術を導入したことも明らかにされた。ZivaRTは、高品質な形状変形をリアルタイムで表現する機械学習技術だ。これにより、対応したスーツを着ている際には、リアルな筋肉の動きが見られるという。

Insomniac GamesのリードキャラクターテクニカルディレクターJosh DiCarlo氏によると、ZivaRTはもともと映画業界で使用されていた、キャラクター全体を物理ベースでシミュレートするための技術だそうだ。本作では、主人公マイルスの筋肉とコスチューム生地の動きのシミュレートに使うことで、スパイダーマンコスチュームの表面に現れる形状の変化を表現。筋肉の形や動きが、より自然なかたちで見ることができるようになったという。


本作のマイルスには、正確なスケルトンモデルや筋肉、脂肪・皮膚システムが導入されており、それらがさまざまな生地の素材を持つ各コスチュームと共にシミュレートされ、最終的な形状の変化として出力されているとのこと。DiCarlo氏は、優秀なエンジニアの努力により特にグラフィックの調整をおこなうことなく、非物理ベースのバージョンと同等の速度で動作させることができたと明かしている。

また同氏は、この新技術の導入前後を比較した本作のフォトモードを使用したスクリーンショットも投稿(上のツイート)。パッと見では違いが分かりにくいかもしれないが、同氏によると実際に動いている時にはよりリアルさが実感できるそうだ。本作のPS5版を所有している方は、その目で確認してみてはいかがだろうか。

『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』というと、60fpsを維持したまま、負荷の高いレイトレーシングを有効化するグラフィック設定を、PS5版向けに発売後に追加している(関連記事)。今回のアップデートでは、Insomniac Gamesの技術力の高さをあらためて感じさせることとなった。

Insomniac Gamesは、2016年発売のPS4向け『ラチェット&クランク THE GAME』について、4月にアップデートを配信することも予告している。こちらはPS5本体にてプレイした際に、60fpsで動作するよう最適化する内容となっている。本作はもともと30fpsを上限に動作していたため、PS5のパワーを活かしてフレームレートを倍増させるかたちだ。なお、同作は「Play At Home」キャンペーンの一環として、4月1日午前5時まで無料配信中。間もなく配布終了となるため、PSユーザーの方は忘れずに入手しておこう。

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