PS5がAmazonで販売開始されるも瞬殺。さっそく高額出品が始まる、30万円超え連発


【UPDATE 2020/09/18 20:28】
Amazon.co.jpにおけるPlayStation 5の高額出品が一斉削除された。現時点では各バージョンとも「現在在庫切れです」とだけ記載されており、Amazon以外の出品者から購入できない状態となっている。国内だけでなくAmazon.comやAmazon.co.ukなども同様。Amazonが転売対策を取ったようだ。

【原文 2020/09/18 11:26】
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは9月18日、次世代コンソールゲーム機PlayStation 5の予約受付を開始した。各種ストアで受付が開始されており、大手インターネット通販サイトAmazon.co.jpでも予約販売開始。しかしすぐに売り切れてしまい、早速転売業者が悪質な高額出品を始めている。

本日9月18日10時よりPlayStation 5の予約受付が開始された。どのお店も抽選式を採用しつつあった。しかし、先着順というクラシックなスタイルの販売方式をとるストアも存在していた。それがAmazon.co.jpと楽天ブックスだ。両社は抽選を予告しておらず、予約を狙うユーザーが殺到。楽天ブックスに関しては開始10分前にサーバーが不安定になるなどお祭り騒ぎ。一方で、Amazon.co.jpについてはひっそりと予約の受付を開始していたのだ。


Amazon.co.jpでは、10時過ぎよりPlayStation 5のストアページが登場し、まずはオリジナルデザインエコバッグの特典付き版が、その後通常版とデジタル・エディションが予約販売。情報を聞きつけた人々が一斉に殺到し予約戦争が勃発。Amazon.co.jpも在庫を継続的に出すなど対応に走っていたが、10時30分には買えるチャンスがほとんどなくなっており、楽天ブックスも同様の状態。第一陣はひとまず終了を迎えた。

そしてAmazonマーケットプレイスでは、お決まりのごとく高額出品が始まっている。9月18日11時時点での最安値はなんと30万円。どの業者も30万円~40万円の値段をつけている。人気商品がすぐに売り切れ、高額出品されるケースは珍しくないが、30万円以上の価格がつけられるのは驚きだろう。初動であるがゆえに実験的に高くつけられることや、定価が5万円と高額なのも関係していると思われるが、それにしても高い。それほどPlayStation 5には注目が集まっているのかもしれない。ただし、現在PlayStation 5の特集ページを訪れると、製品が品切れであるという理由で、それらの業者の出品が目立つような形になっている。定価はあくまで税別3万9980円/4万9980円であるので、注意しよう。


前述したように、PlayStation 5の予約には抽選販売を採用するストアが多い(まとめ記事)。公式ホームページやそうしたストアページを確認し、適切な額でゲーム機を購入したいところ。高額で購入して得をするのは、悪質業者だけなのだ。