PS4『ワンダと巨像』で「プロ写真家」が撮ったスクリーンショットが美しい。フォトモードで切り取られた絵になるワンシーン

横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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ソニー・インタラクティブエンタテインメントが2018年2月、PS4向けに発売した『ワンダと巨像』。主人公の青年ワンダが魂を失った少女を救うため、愛馬アグロとともに古の地に棲む16体の巨像たちに知恵と勇気で立ち向かっていく作品。2005年にPS2で発売されたオリジナル版からフルリメイクされた本作は、最新ゲームエンジンによって、より繊細に美しく生まれ変わった光景をフォトモードで切り取ることができる。そのフォトモードを用いて、プロの写真家が撮影したスクリーンショットがSNSなどで注目を集めているようだ。

撮影者は、2010年より写真家として活動している横田裕市氏。国内外の風景写真を中心に作品を手がけており、2015年にはフィンランド政府観光局・フィンエアー主催の観光誘致プロジェクト「100DAYS OF POLAR NIGHT MAGIC」の日本代表として、冬のフィンランドの魅力を伝える写真を数多く発信。2016年には、著名な国際写真フォトコンテストである「International Photography Awards 2016」のProfessional / Nature, Seasons部門にて部門優勝も果たしている。本稿では、横田氏が本作にて撮影したスクリーンショットの一部を紹介していきたい。

横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント
横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント

はじめに紹介するのは、本作の舞台となる古の地の風景が切り取られた作品。1枚目では森林の中を闊歩するワンダとアグロの情景が撮影されている。木漏れ日の描写が鮮明に切り取られ、その光に対比する木立やアグロの影も美しい。2枚目は、岩山に囲まれた細道を進んでいる情景。さまざまなフォルムを見せる岩肌の描写や黒みがかった空模様など、広大な世界が遠景にいたるまで美麗に表現される本作の魅力が閉じ込められている。

横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント
横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント

次に紹介するのは、「第1の巨像」が撮影された作品。1枚目は巨像とワンダが対峙する場面が切り取られており、自身の何倍もの体格を持つ巨像を相手に身構えるワンダの緊迫感が表現されている。巨像を焦点として被写界深度を調整し、前景のボケ表現によって距離感を強調する演出がされているように見える。2枚目はワンダが巨像にしがみつき、弱点を突こうとしているシーン。眩しく輝く夕日と周囲を飛び交う鳥がアクセントとして加えられ、構図にもこだわりを感じられる。今にも戦闘優勢時のBGM「甦る力〜巨像との戦い〜」が流れ出しそうな、神秘的な情景が映し出された作品だ。

横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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続いて、「第3の巨像」が撮影された作品。どちらの作品も構図や画角、コントラストといった要素の細やかな調整に、プロならではの技量をひしひしと感じられる。一面の雲の隙間から光が漏れ、少し儚げにも映る空模様や、砂埃や小石を跳ね上げ、巨剣を振るう巨像の姿は躍動感に溢れている。本作独自の魅力が的確に切り取られた作品といえるだろう。

横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント
横田裕市 / ソニー・インタラクティブエンタテインメント

最後に紹介するのは、「第5の巨像」が撮影された作品。1枚目はワンダが鳥型の巨像と対峙しているシーン。空を駆ける巨像の青白く光る眼力が印象的。弓矢で射止めようとするワンダと、それを避けまいとする巨像。両者に流れる緊迫した空気感が感じられる作品。2枚目は、水面を飛ぶ巨像の翼にしがみつくワンダの様子が切り取られている。風圧によって水面が激しく揺れる描写が美しく、空を駆けるスピード感も感じられる作品だ。

以上、本稿では8作品を紹介させていただいた。しかしながら、横田氏が公開している作品は150作品にも及び、その一つ一つが異なる魅力を持つ素晴らしいものになっている。掲載の都合上、今回は横長写真のみをピックアップさせていただいたが、作品の中には迫力ある縦長写真も多数披露されている。興味を持たれた方は、ぜひ該当ページにてじっくりと鑑賞してみてほしい。

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