さまざまな動物に変身して大自然を旅するADV『ロスト・エンバー』Steam/Xbox Oneに続き、PS4向けにも販売開始

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パブリッシャーのGameTomoは11月25日、『Lost Ember(ロスト・エンバー)』の日本語版をPlayStation 4向けに発売した。また、Steam/Xbox One向けにも11月22日から販売開始している。価格は、PS4/Steam版が2990円、Xbox One版が3500円。Steam版については、12月4日まで10パーセントオフの2691円となっている(いずれも税込)。

本作は、ドイツのインディースタジオMooneye Studiosが手がけたアドベンチャーゲーム。2016年に実施したKickstarterキャンペーンの成功を受けて開発された。なお、ゲーム内は日本語表示/音声に対応している。

『ロスト・エンバー』の世界にはすでに人類は存在しないが、かつての文明を生きた人の魂が助けを求め彷徨っていた。ヤン族と呼ばれる人々の間では、訓えを守る者は命の炎が尽きたあと、霊は光の都へと誘われると考えられていたという。一方で訓えに倣わぬ者は、獣となって荒野を彷徨うことになり、迷える灰(ロスト・エンバー)と呼ばれていた。この魂は光の都に行くはずだったが、まだこの世界で何かやるべきことがあり、手伝ってくれる者を探していたのだ。そして、その声に唯一答えてくれたのが、1頭のオオカミだった。

プレイヤーはこのオオカミとなり、魂の声に導かれながら大自然の世界を進んでいく。オオカミは、序盤に「魂替え」という神秘的な能力を得ることになり、それが本作の大きな特徴となる。この世界にはさまざまな動物が生息しており、魂替えはそれらの動物に乗り移ることができる能力だ。

たとえば、小動物の姿になればオオカミの姿のままでは通れない狭いトンネルに入っていくことができ、魚になれば水の中を泳ぐことができる。あるいは、鳥となって大空を飛んだり、モグラになって地中を掘り進んだり、ヤギになって急な崖を登ったり。それぞれの動物の特性を活かすことで、さらなるエリアへと進んでいくことができる。

オオカミと魂の旅の中ではアミュレットなどを発見でき、そのたびに過去の記憶が紐解かれていく。そうして古代の人々が残した足跡を辿ていく中で、かつての偉大な文明はなぜ消滅したのか、またオオカミと魂の過去に秘められた真実が明らかになっていくという。

なお『ロスト・エンバー』は、Nintendo Switch版も後日発売予定となっている(発売日は未定)。また本作の海外公式サイトによると、PC/PS4版については、将来的なアップデートでVRモードをサポートする計画とのことである。

*関係者向けのオリジナルジャケットなどが当たる発売記念キャンペーンが、販売元GameTomoの公式Twitterアカウントを通じて開催中。

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