宇宙探索ストラテジー『Crying Suns』Steam向けに9月20日リリースへ。『FTL: Faster Than Light』や古典小説から影響受ける壮大なSF叙事詩

デベロッパーのAlt Shiftは8月29日、宇宙探索ストラテジー『Crying Suns』を9月20日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはSteam。本作は2018年6月にKickstarterにてプロジェクトを発足。約1年で3294人のバッカーから目標金額の約3倍である72395ドルの資金調達に成功した期待作だ。なお、リリース日の発表にあわせて本作のデモ版がSteamにて配信されている。

『Crying Suns』は宇宙での壮大な物語とマップの自動生成を特徴とするストラテジーゲームだ。舞台となるのは700年ものあいだ平和と繁栄を維持する銀河帝国。しかし帝国は突如として何者かの手により崩壊を迎え、人類はもはや絶滅の危機に瀕していた。だが望みが絶えたわけではない。銀河のはるか遠方に位置する氷と岩の惑星には、帝国の先端技術が眠る極秘施設「ゲヘナ」が存在する。プレイヤーはゲヘナでクローンとして生み出された提督「Ellys Idaho」となり、不気味でユーモラスなロボット「Kaliban」とともに、かつての平和を取り戻すため、帝国を目指して広大な宇宙を旅することとなる。

銀河の探索では宇宙海賊など、あらゆる脅威が待ち受けていることだろう。スペースデブリとなるのを避けるにはまず、万全の備えが必要だ。宇宙探索に向かう前にプレイヤーは指揮する母艦、搭載するウェポン、自機部隊の編成、同行する乗組員を選択することとなる。戦闘において艦載するウェポンや自機部隊の組み合わせが肝心となるのはもちろんのこと、乗組員の選択も重要だ。乗組員たちにはそれぞれ固有のスキルが備わっている。例えば母艦の修理スピードを上昇させるといった、戦闘において直接的な助けとなる人物から、ショップにて特別な待遇を受けることを可能にする人物までその種類はさまざま。探索の目標を踏まえた上で、武器や乗組員を慎重に組み合わせて準備する必要がありそうだ。

本作で探索する宇宙空間には、あらゆる惑星や機能を停止した施設が存在する。それらの場所に訪れることで船の強化に必要なスクラップなどの資源が手に入る。また時には物語に関わるイベントが発生することもあり、全部で300を超えるストーリーイベントが用意されるようだ。収集要素のみならず、重厚な物語も楽しめる探索パートとなりそうだ。さらに自動生成により生み出されるマップが探索に新鮮な体験をもたらすことだろう。

戦闘面に関しては、自機部隊に指示を出し、敵戦闘機の攻撃に対処しつつ、母艦の主砲で敵艦を沈めることが目標となる。戦闘に勝利すると、新たな砲台などが入手可能となり、より母艦を強化することが可能だ。また、本作はリアルタイム方式を採用しているが、一時停止して指示を出すことも可能となっている。さらに準備の段階で難易度を選択することもできるため、RTSが苦手なプレイヤーにとってもプレイしやすい環境が整えられているといえるだろう。

本作はSteamにて好評を博す宇宙シム『FTL: Faster Than Light』からゲームシステム面で影響を受け、ストーリー面では「デューン」や「ファウンデーション」といった古典SF小説からインスパイアされたという。『Crying Suns』では宇宙の魅力と謎が詰まった壮大な物語、そしてローグライクな要素 が取り入れられた歯ごたえある戦闘が楽しめそうだ。なお、今後iPad向けのリリースも予定しているとのこと。

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