『Apex Legends』レイスが“もうひとりのレイス”を救うショートアニメ「Voidwalker」公開。同名のゲーム内イベントは9月4日開幕

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Respawn Entertainment/Electronic Artsは9月2日、『Apex Legends』のショートアニメーションシリーズ「アウトランドからの物語」の最新映像「Voidwalker」を公開した。レイスおよび同作の世界設定に関する新たな情報を提示する内容となっている。

レイスは現実の一層に亀裂を開くことで時空を操ることのできるレジェンド。公式サイトでは、その力を手に入れた経緯に関しては、レイス本人も把握していないと記されている。

「現実の一層に亀裂を開くことで時空を操ることができるのだが…その力を手に入れた経緯は自分でもわからない。数年前、精神障害者用のIMC拘置施設で目を覚ますと、それまでの記憶を失っていた。頭の中で遠くからささやく声が聞こえるようになり、何日も眠れずに過ごした。正気を失う直前まで追い詰められながらも、彼女は声に耳を傾け、信頼することにした。声に導かれた彼女は、虚空を変成する新たな力を身につけ、施設から脱出することに成功した」

レイスがApexゲームに参加しているのも、アリーナの下に埋もれている拘置施設を訪れ、自らの正体を究明するためである。そして今回のショートアニメでは、かつてIMCが謎の実験を行っていた拘置施設にやってきたレイスの姿が描かれている。レイスが発見したのは、Amer Singhという科学者が残した実験ログ。被験体はTyphonからやってきた27歳のRenee Blasey、コードネーム:レイスだ。

時を同じくして施設を燃やそうとやってきた兵士たちに見つかってしまったレイスは、ディメンションリフトを発動することで脱出を試みる。時空の狭間からは複数の並行世界が確認できるのだが、そのうちのひとつから、助けを求めるもうひとりのレイスの姿に目が止まり、行動に移すことを決意する。

『Apex Legends』では日本時間9月4日より、期間限定イベント「Voidwalker」が開幕する(関連記事)。ショートアニメと同様、レイスに焦点を当てたイベントであり、マップの一部がレイスと関わりのあるロケーションに改変されるとのこと。また期間限定ゲームモード「Armed and Dangerous」では、武器がスナイパーライフルとショットガンに限られるという、特殊な状況下で戦うことになる。そのほかにもイベントチャレンジ、Voidwalkerスキンやレイスフレームを含むイベント限定ショップアイテムなどが実装される予定だ。

なお『Apex Legends』では、今回のVoidwalkerのようにゲーム外の映像コンテンツとしてレジェンドたちの物語が描かれることがある。8月にはRespawn Entertainmentの公式YouTubeチャンネルより、ライフラインとオクタンの会話ログが公開された。これにより2人の関係性を窺い知ることができる。今後もゲーム内外でレジェンドたちとApexゲームにまつわる物語が紡がれていくのだろう。

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