『Dead by Daylight』公式生放送まとめ&考察。「Stranger Things」コラボ詳細がお披露目、ブラッドウェブの仕様変更も

Behaviour Interactiveは本日8月23日、『Dead by Daylight』と人気ドラマ「Stranger Things」とのコラボの詳細を公式生放送で明かした。内容としては、新たに追加されるマップの形状、殺人鬼「デモゴルゴン」の能力とパーク、サバイバー「スティーブ」「ナンシー」のパークなどについて50分にわたって解説が行なわれた。

新マップ「ホーキンス国立研究所:地下施設」

ホーキンス国立研究所は、原作では、人類が普段生活をしている表側の世界と異形の姿の怪物が住まう裏側の世界を繋げる原因となった研究施設だ。『Dead by Daylight』では、エンティティによって形作られたこのマップは、既に裏の世界からの怪物によって襲撃された後の研究所を模している。他にもいくつかのコンセプトアートが公開された。

裏側の世界に通じる地下施設は汚染エリアとして扱われていた
裏側の世界へのポータルが開いた場所も再現されている
ホーキンス研究所は3階建てとなっており、階段で行き来が可能

また「Stranger Things」コラボを祝して、処刑用の肉フックも世界観に合わせた新たなものが作られた。

 

殺人鬼「デモゴルゴン」

これまで『Dead by Daylight』に追加されたキャラクターたちは、残忍さでは引けを取らないものの全員が人間もしくは以前人間であった怪物たちだ。しかし、「Stranger Things」コラボで追加される殺人鬼「デモゴルゴン」はそれらとはかけ離れており“クリーチャー”と呼ぶことが相応しい外見をしている。そんなデモゴルゴンは3つの能力を与えられている。「ポータル」「深淵のいざない」「シュレッド」だ(公式フォーラム)。

 

◆ポータル

アビリティ発動ボタンで地面にポータルを設置する。設置されたポータルはデモゴルゴンのみ視認できる。ポータルを複数個設置後、いずれかのポータルの上に立つと他のポータルがハイライトされる。その状態でアビリティ発動ボタンを押すと、裏側の世界を通り抜けてハイライトされたポータルに移動できる。これは殺人鬼「ナイトメア」のドリームプロジェクションと同じ挙動を想像してもらうと分かりやすいと思う。ポータルから出たデモゴルゴンは「探知不可」状態となり、少しの間心音を発しなくなる。1度でもデモゴルゴンが出入りに使用したポータルは裏側の世界の門として生存者にも見えるようになり、生存者が閉鎖できるようになる。閉鎖するための作業は発電機と同様に、複数人で作業すると効率良く閉鎖を行なうことができる。しかし、ポータルを閉鎖しようとしている生存者は裏側の世界を垣間見て、「忘却」状態となって殺人鬼の接近を察知できなくなる。

『Dead by Daylight』のVer3.2.0では、デモゴルゴンの実装とともに「探知不可」「忘却」という新たなステータス効果が追加される。こちらは「Stranger Things」コラボの情報に一通り触れてから後述したい。

◆深淵のいざない

能力ボタンを長押ししてチャージが最大となると深淵のいざないが発動し、設置したポータルの近くにいる生存者全員の位置を「殺人鬼の本能」で探知する。「殺人鬼の本能」という効果は、リージョンが持つアビリティ「愚連の狂乱」で生存者を攻撃したときに発動するものと同じものだ。つまり、生存者がパーク「ディストーション」などのオーラ探知を無効化するパークを付けていたとしても、デモゴルゴンは生存者の位置を確認することができる。

◆シュレッド

深淵のいざないのチャージ中あるいはチャージ完了時に攻撃ボタンを押すと、前方に飛び込んで邪悪な一撃を放つ。シュレッドは素早く距離を詰めて攻撃することができ、通常攻撃よりも広い当たり判定を持っているが、飛びかかっている最中は方向を変更できない。

以上が、デモゴルゴンが持つ3つの能力だ。『Dead by Daylight』では、殺人鬼に能力が3つあるだけでも非常に強力である。それでいて、テレポート・探知・ダッシュ攻撃と粒ぞろいの能力が揃っている。クラウンなどは立場が苦しくなるだろう。

 

次はデモゴルゴンが持つ新たなパークを紹介したい。

◆サージ

通常攻撃で生存者をダウンさせると、32m以内にある全ての発電機が即座に爆発し、進行度が12%後退する。サージは60/50/40秒ごとに一度だけ発動できる。

◆慈悲無き拘禁

発電機の修理が完了するたび、修理が完了した発電機から32m以内にある全ての窓と乗り越え可能な地形が25/30/35秒間封鎖される。生存者は封鎖された地点を乗り越えることができない。封鎖中、殺人鬼には慈悲無き拘禁で封鎖された場所のオーラが見える。

◆マインドブレイカー

修理進行度が50%以下の発電機を修理中の生存者は、疲労状態となる。すでに疲労しており回復中だった場合、発電機を修理している間は疲労のタイマーが停止する。修理アクションを終えた後も1/2/3秒間この効果が持続する。

以上がデモゴルゴンの専用パークだ。所感を述べると、サージは終盤に強い殺人鬼と相性が良いだろう。発電機を固めた後、生存者を処刑しつつ発電機の進行を管理することがより容易になりそうだ。慈悲無き拘禁は面白いパークではあるが、「破滅」「イタチが飛び出した」等の優秀なパークを外してまで付ける枠はない。特定の窓枠を封鎖したいなら「まやかし」で良い、となってしまうため使いどころに悩むパークの1つとなるだろう。マインドブレイカーは“修理進行度が50%以下”の条件が非常に厳しく、狙って効果を発揮できると言い切れない。熟練のデモゴルゴン実績を取った後は、お蔵入りになるかもしれない。

 

生存者「スティーブ」「ナンシー」

『Dead by Daylight』は現在3周年を迎え、さまざまなコンテンツが追加されてきたが1度に2人の生存者が追加されることは今回が初の試みだ。Behaviour Interactiveの開発チームも「難しい挑戦だった」と公式生放送内で語っている。

今回追加される生存者は、スクールカーストの元トップ「スティーブ・ハリントン」と野心に満ちたジャーナリスト「ナンシー・ウィーラー」だ。原作では、ナンシーの親友であるバーバラが行方不明になったことをきっかけに、ナンシーは独自に調査を進め、裏側の世界と関わりを持つようになってくる。そのときに協力を求めたのがスティーブだ。

今回の公式生放送では、2人のゲーム内ビジュアルと各3種類ずつの専用パークが公開された。

スティーブ

◆ベビーシッター

生存者をフックから救助すると、救助された生存者が走った際にでる赤い傷マークと血痕が4/6/8秒間残らなくなる。同時に、自分と殺人鬼のオーラが4秒間お互いに見えるようになる。

◆仲間意識

フックに吊るされて、耐久フェーズになった時に仲間意識が発動する。仲間意識発動中に他の生存者が自分から16m以内に来た場合、フックの耐久ゲージが10/12/14秒間停止する。

◆セカンドウィンド

他の生存者を、負傷1回分に相当する量だけ治療するとセカンドウィンドが発動する。セカンドウィンドが発動中、次に自分がフックから救助されるか自力で脱出すると、衰弱状態となる。殺人鬼の脅威範囲の外に24/22/20秒間とどまると、自動的に負傷が回復する。セカンドウィンドは自分が完全に回復するか、その前に瀕死状態になると無効化され、衰弱状態も解除される。セカンドウィンドが発動前にすでに衰弱状態となっていた場合、セカンドウィンドは発動しない。

 

ナンシー

◆一緒にいよう

自分が修理している発電機のオーラが、32m以内の全ての生存者に見えるようになる。自分が発電機を修理している間に殺人鬼が生存者をダウンさせると、あなたは8/9/10秒間生存者全員のオーラが見えるようになる。

◆執着心

自分の残した赤い傷マークを常に見ることができるようになる。健康状態のとき、歩行速度が10/15/20%上昇する。

◆内なる力

トーテムを浄化するたびに、内なる力が発動可能になる。内なる力が発動可能かつ負傷状態でロッカー内に10/9/8秒間隠れると、負傷状態から完全に回復する。発動に成功すると内なる力は無効化される。衰弱状態の場合、内なる力は発動しない。

以上がスティーブ、そしてナンシーの専用パークだ。1度のアップデートで6種類ものパークが追加されるため、生存者のパーク構成は更に自由度を増すことができるだろう。ぱっと思いつくだけでも、「内なる力」「素早く静かに」「鋼の意思」「真っ向勝負」でチェイス中の殺人鬼を弄ぶことだってできる。いろいろな組み合わせを試してみてはいかがだろうか。

 

新ステータス効果「探知不可」「忘却」

殺人鬼専用のステータス効果「探知不可」、生存者専用ステータス効果「忘却」が来る『Dead by Daylight』Ver3.2.0より実装される。

探知不可

この度、殺人鬼のステルス能力を単独の分かりやすいステータス効果にまとめたものが探知不可だ。この効果には以下が含まれる。

・殺人鬼の脅威範囲が消失する
・殺人鬼の赤い光が消失する
・殺人鬼のオーラが表示されなくなる
・殺人鬼が生存者に突然接近したときの効果音が再生されない(狡猾を使用中、動き出したときの効果音のことだ)
・殺人鬼の画面に煙のようなエフェクトが表示される

探知不可が実装されることによって、殺人鬼「レイス」「ゴーストフェイス」「ピッグ」などの隠密型殺人鬼を使用中に、生存者から「執念の対象」「警戒」などの探知パークでオーラを見られる心配がなくなったと言える。この探知不可のステータスは、血の渇きと同様に画面にアイコンが出るため、Ver3.2.0実装後ぜひ確認してみてほしい。

忘却

忘却は今後追加されていくアドオンを除いて、デモゴルゴンのポータルを除去している間のみ生存者に適応されるステータス効果だ。この効果には以下が含まれる。

・その生存者は殺人鬼の心音が聞こえなくなる
・その生存者は、殺人鬼の脅威範囲内に入ることで発動するあらゆる効果を受けなくなる

殺人鬼の接近を察知できないデメリットはあるものの、「不安の元凶」「伝播する怖気」などの脅威範囲内にいることで発動するパークの効果が無効化されるといったメリットもある表裏一体の効果だ。デモゴルゴンの能力以外に、どんなパークやアドオンに盛り込まれていくのか今後に注目したい。

 

ブラッドウェブ仕様変更

「Stranger Things」コラボにファンが興奮している最中ひっそりと公開された情報だが、こちらの方が嬉しかったユーザーも多いのではないだろうか。遂に、ブラッドウェブでパークを取得する難易度が緩和される。

新しいブラッドウェブのレベル40以上では取得するパークの選択肢が増え、最大1レベルで2個のパークを取得できるようになる。詳細は以下の通りだ。

・レベル1~39:変更なし
・レベル40~49:パークが3個出現し、最大2個まで取得可能
・レベル50:パークが4個出現し、最大2個まで取得可能

これがもたらす効果は計り知れない、ゲームをやり込んでいるユーザーならそう思うだろう。1つのキャラクターで全パークを取得すると、これまでは800万から900万ほどのブラッドポイントが必要だった。それがおよそ半分近くまで必要量が減るというのだから、こんなに嬉しいことはない。

この新しいブラッドウェブは、『Dead by Daylight』Ver3.2.0から実装される。「Stranger Things」コラボとあわせて実装が待ち遠しい。なお、今回の生放送では次回プレイヤーテスト(PTB)の日程については言及されなかった。近日中に告知されるとのことなので、続報を待ちたい。

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