音楽制作ソフト『KORG Gadget for Nintendo Switch』新ガジェットDLC配信開始。セガやタイトーの名作のサウンドを実機収録

電子楽器などの製造・販売メーカーKORG(コルグ)は7月4日、Nintendo Switch向けに販売中の音楽制作ソフトウェア『KORG Gadget for Nintendo Switch』に、バージョン3.0へのアップデートを配信した。これに伴い、2種類の新たなガジェットをDLCとして販売開始している。価格は各1000円(税込)。

『KORG Gadget for Nintendo Switch』は、ニンテンドー3DS向けの『KORG M01D』などを手がけた、KORGとDETUNEのタッグにより生まれた音楽制作ソフト。Mac/iOS向けの「KORG Gadget」を移植・アレンジしており、Joy-Conを使った直感的な操作や、ローカル・オンラインでのマルチプレイによる、最大4人での共同制作が可能だ。

収録音源は、リード音源やベース音源などの各種シンセサイザーやドラム音源が、「ガジェット」という形で豊富に用意されており、本格的な音作りが可能。そして、ガジェット単位でシーケンサーに音を並べ、組み合わせて楽曲に仕上げていくことができる。さまざまなジャンルに対応できるガジェットが用意されており、中にはバンダイナムコスタジオのサウンドチームとコラボした「Kamata」もある。1980年代のビデオゲームサウンドを彩った波形メモリ音源を再現するシンセサイザーだ。今回配信されたガジェットも、ゲームに関連するものとなっている。

ひとつ目は、セガとのコラボによって生まれたリズム音源ガジェット「Otorii」。メガドライブ本体をモチーフにたデザインを採用し、セガの名作アーケードゲームなどで使用された音色を、実機からサンプリングして収録している。具体的なタイトルは、『アウトラン』『スペースハリアー』『ファンタジーゾーン』『アフターバーナー』『ゴールデンアックス』『レンタヒーロー』『パワードリフト』である。リズム音源ではあるが、ドラムサウンドだけでなく、各ゲーム内で使用された効果音やボイスも収録されている。

ガジェット上にはパッドが12個用意されており、ここに音色をアサインしていく。これは自由にエディットできるため、各タイトルの音色を組み合わせてオリジナルのドラムキットを作ることも可能だ。ちなみに音色を切り替えると、そのゲームのカートリッジがメガドライブ風のガジェットに挿さる。

ふたつ目の追加ガジェットは、タイトーのサウンドチームZUNTATAとコラボしたシンセサイザー「Ebina」だ。KamataといいOtoriiといい、各社に所縁のある地名が付けられていることが分かる。Ebinaのデザインは、『ダライアス』の3画面アーケード筐体がモチーフ。音色パラメーターのエディットも、同作のゲーム画面をイメージしたデザインとなっており、背景のアニメーションは、アーケード筐体で発生していた3画面のズレや色味の違いも再現しているという。

収録音源は、『ダライアス』『奇々怪界』『ニンジャウォーリアーズ』『ナイトストライカー』『メタルブラック』といったタイトー作品から、そのFM音源をサンプリングしている。タイトーサウンドに欠かせないデチューンやディレイをパラメーターとして搭載しているため、面倒な打ち込みなしで実現可能だ。また、アーケード版そのままの音が出るが、自分好みのサウンドにエディットしていくこともできる。

なお、今回配信されたアップデートでは、これらの新ガジェットへの対応のほかに、オンラインマルチプレイの部屋でのコメント入力への対応や、安定性向上のためのチューニングもおこなわれている。

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