CD PROJEKT REDが制作協力するTRPG『Cyberpunk Red』発表。『サイバーパンク2077』より前の時代を舞台にする関連作に

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テーブルトークRPGのパブリッシャーR. Talsorian Gamesは6月25日、新作TRPG『Cyberpunk Red』の「Jumpstart Kit」を、海外メディアGeek Nativeを通じて発表した。デジタル版は、8月1日にDriveThruRPGにて15ドル(約1600円)で発売予定。本作は、8月1日から4日にアメリカで開催されるイベントGen Con 2019に出展予定となっており、終了後に物理パッケージ版も発売するとのこと。こちらは29.99ドル(約3200円)。

本作は、『Cyberpunk 2.0.2.0.』などのTRPGを手がけたことで知られる同社設立者Mike Pondsmith氏による新作。『Cyberpunk 2.0.2.0.』というと、CD PROJEKT REDの『サイバーパンク2077』の世界観の元になった作品だが、新作『Cyberpunk Red』ではCD PROJEKT REDと協力して制作しているという。

『Cyberpunk Red』は時系列的には、『Cyberpunk 2.0.2.0.』にて描かれた第4次企業戦争の終結後から、『サイバーパンク2077』までの間にあたる作品である。各大企業が負った傷を癒すかのように鳴りを潜めるなか、人々は疲弊した世界を自力で生き抜いている。ただ、さまざまな機会に満ちた世界とも言え、腕にはインターフェースプラグが、脚には金属が、さらに頭にはチップが埋め込まれた人々にとっては都合の良い状況にあるという世界観だそうだ。

今回発表された『Cyberpunk Red』の「Jumpstart Kit」には、基本ルールブックやロアブック、カスタマイズ可能な6人のキャラクター、「サイバーパンク」テーマのサイコロ(十面ダイスが2個、六面ダイスが4個)、マップなどを収録。サイコロはQ-Workshopが製作し、単体での販売もおこなうとのこと。

現時点では、こうした世界観やパッケージ、サイコロの画像が公開されているのみで、ゲーム内容に関しては3〜6人でのプレイを想定していることや、改訂されたインターロックシステムを採用していることが明かされている。

『Cyberpunk Red』が具体的にどの年代を舞台にしているのかも不明だが、『サイバーパンク2077』と非常に深い関係のある内容になるという。CD PROJEKT REDが制作に関わっていることから、同作の前日譚的な作品になりそうだ。なお、『Cyberpunk Red』の完全なコアルールブックは、時期未定ながら「Jumpstart Kit」の発売後にリリースする計画となっている。

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