SF人狼ゲーム『グノーシア』PS Vita専用として6月20日に発売。延期に延期を重ねた騙し合う意欲作がついに配信

メビウスは6月13日、SF人狼ゲーム『グノーシア』を2019年6月20日に配信すると発表した。価格は2480円。PlayStation Vitaのダウンロード専用ソフトとしてリリースされる。また、発表と同時にゲーム内容を紹介するトレイラーがYouTubeにて公開中だ。

『グノーシア』は、漂流する宇宙船を舞台に繰り広げられる、テーブルゲーム「人狼」をモチーフにしたアドベンチャーゲーム。船内に人間のふりをして嘘をつき、人間を一人ずつ葬り去っていくという「グノーシア」が現れたとして、船員たちは「グノーシア」の驚異に対抗するべく疑わしい人物を一人ずつコールドスリープさせ、感染者を排除しようとする。プレイヤーは、そんな船員の一人としてコールドスリープ対象を決定する会議に参加し、怪しい人物に疑問を投げかけたり、逆に誰かの潔白を訴えたりしながら、生存を目指す。会議だけでなく移動パートを通じて船内を探索し、生き残っている船員たちと会話可能。キャラクターとの会話を通じて、情報を入手したり好感度の上昇をはかって、会議を有利に進めることも出来るようだ。

ゲームプレイは1周15分程度。最初の周回では登場人物も少なく、それ故に「グノーシア」の特定もシンプル。しかしながら、周回を重ねると登場人物が増加し、それに伴って「人狼」のように役職が増えたり、「グノーシア」の配役もループごとに変化していき、ループを繰り返していく中で世界の謎も明らかとなっていく。また、選択肢などの要素も徐々にアンロックされる方式が採用されており、少しずつ全体の複雑さが増していくことで「人狼」を遊んだことがないプレイヤーへのフォローもされている。

 

『グノーシア』の開発は、『メゾン・ド・魔王』で知られる国内のインディーゲームデベロッパー「プチデポット」が手掛けている。デフォルメされた魔物たちが特徴の一つだった『メゾン・ド・魔王』と、『グノーシア』では共通点もほとんど見当たらないが、スタッフが「人狼」に参加した際楽しめなかったことが開発のきっかけになっているそうで、複雑なルールへの理解と人が必要であり、何かと敷居の高い「人狼」を遊んでみたいけれどきっかけがないプレイヤーのために本作は生まれたのだとか。

実際に筆者がBitSummit 7 Spiritsの会場で試遊した時にも、一人用のゲームでありながら、しっかり「人狼」のエッセンスを感じられる内容になっていた。また、「人狼」がモチーフとなっているだけでなく、キャラクターのステータスをカリスマなどの数値に割り振り、ステータスによって信頼を得たり疑われづらくするシステムも実装されていた。延期に延期を繰り返していただけに多少の不安もあるが、「人狼」に興味があるプレイヤーや、「人狼」が好きなプレイヤーは遊んでみてはどうだろうか。

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