Nintendo Switchメジャーアップデート8.0.0配信開始。ヘビーユーザー向けの小さな機能などがいくつか追加


任天堂は本日4月16日、ファームウェアアップデート8.0.0を配信開始した。メジャーアップデートとなる8.0.0では、ヘビーユーザーが嬉しいいくつかの機能が追加されている。

ヘビーユーザー向け機能の目玉としては、HOMEメニューの「すべてのソフト」が並び替えられるようになった。ソフトが13個以上ある場合、すべてのソフト一覧からタイトルが並び替え可能に。ソート項目としては「最近あそんだ順」「長くあそんだ順」「タイトル順」「メーカー順」で並び替えできる。ゲームを多く所持している場合、人によってはゲームを見つけるのにやや手間がかかる仕様であったが、今回のアップデートで発見しやすくなった。

また、過去のものを含め配信中のすべてのゲームニュースを閲覧可能に。配信終了したものを除き、それぞれのチャンネルのゲームニュースが見られるようになっている。そのほか、「データ管理」で「セーブデータの引っ越し」をできるように。これまで引っ越しについては、「ユーザー」から「ユーザーとセーブデータの引っ越し」することになっていたが、この「ユーザーとセーブデータの引っ越し」の名前が「ユーザー引っ越し」へと変更(機能はそのまま)。さらに、「セーブデータの引っ越し」というものが設けられた形。

なお、HOMEボタンを二度押すことで画面の拡大が可能に。これはHOME画面だけでなく、いずれのゲーム中にも拡大が可能になる。XおよびYボタンにて拡大率は調整可能で、ズームしたままゲームを進めることもできる。小さい字が読めないユーザー向けのアクセシビリティの配慮と見られる。公式によるパッチノートは以下のとおり。

8.0.0(2019年4月16日配信開始)
・HOMEメニューの「すべてのソフト」のなかで、ソフトをタイトル順などで並べ替えられるようにしました。
「すべてのソフト」はHOMEメニュー上にソフトが13個以上ある場合に表示されます。
過去に配信されたものも含めて、配信中のすべてのゲームニュースを見ることができるようにしました。

・「ゲームニュース」→「Y チャンネル別に見る」→「もっと見る」で見ることができます。
すでに配信が終了しているゲームニュースは除きます。

・ユーザーに設定できるアイコンを追加しました。
『スプラトゥーン2』より9種類、『ヨッシークラフトワールド』より6種類を追加しました。

・「データ管理」で「セーブデータの引っ越し」をできるようにしました。
2台目の本体へゲームソフトごとにセーブデータを引っ越しして、続きから遊べるようになりました。
引っ越しを行うと、元の本体からはセーブデータがなくなります。

・画面の表示を拡大できるようにしました。
「設定」→「本体」から設定できます。
この設定をONにすると、HOMEボタンを2回連続で押すことで画面の表示が拡大されます。

・「スリープ」の設定に「ACアダプターを抜き差ししたときにスリープ解除」の項目を追加しました。
この設定をOFFにすると、Nintendo Switchドックから本体を取り出したときにスリープが解除されません。

・本体の「みまもり設定」でVRモード(3D映像)の視聴を制限できるようにしました。
スマートフォン向けアプリ「Nintendo みまもり Switch」への対応は後日予定しています。

・以下の機能名を変更しました。(機能に変更はありません)
「セーブデータのオンラインバックアップ」 → 「セーブデータお預かり」
「ユーザーとセーブデータの引っ越し」 → 「ユーザーの引っ越し」

・いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。