『フォートナイト』画像盗用疑惑が浮上し、運営元Epic Gamesも反応。だがエイプリルフールのいたずら説が濃厚に


フォートナイト バトルロイヤル』にて販売されているスキンアイテムについて、海外コミュニティサイトに投稿された画像を盗作した疑惑が寄せられ、運営元Epic Gamesや海外メディアが反応。だが、情報を掘り下げていくと、エイプリルフールのいたずらであった説が濃厚になってきた。

指摘対象となっているスキンは、2018年11月『フォートナイト』のストアページに初登場したTaro(タロー)スキンである。先日3月30日に再度ストアに復帰したばかりだ。そして海外コミュニティサイトdeviantARTに画像を投稿しているElecastことRuby Ramirez氏が、タロースキンは自身がdeviantARTに投稿したイラストの盗作であると指摘。Elecast氏は、タローが実装される2か月ほど前にイラストを投稿したと主張している。

確かに2つの画像を比べると、仮面のデザインや2本のツノ、青髪、肩当てやインナーの形状・色の組み合わせまでそっくりである。このElecast氏の投稿はTwitter上でも拡散され、ForbesVG247FortniteNewsといった海外サイトで取り上げられるようになっていった。

『フォートナイト』の運営元であるEpic Gamesは、本件を取り上げた各メディアに対し、「私たちは本件に関する指摘を真剣に受け止めており、調査を進めている段階です」と回答している。

だがElecast氏の主張内容に懐疑的であったTwitchストリーマーのDing Dong氏は独自に調査を行い、deviantARTのサイトキャッシュから、少なくとも2019年3月1日時点では上のElecast氏の画像は投稿されていなかったと指摘している。deviantARTの画像投稿日はいつでも編集できると説明し、盗作対象とされた画像URLからも、最近になって編集された痕跡が見られると述べている。その後Elecast氏は各種投稿を削除。偽の盗作指摘である可能性が濃厚となった。Twitter上で本件を拡散したShadowTV氏も投稿を削除し、誤った情報を発信してしまったことについて謝罪している。

Facebookの投稿からはじまった盗作指摘は、Twitterで拡散され、ForbesやVG247といった大手メディアに取り上げられ、ゲームの運営元Epic Gamesも反応を示す事態にまで至り、真実味が増していった。とくにEpic Gamesは最近、『フォートナイト』のダンスエモートを巡る訴訟問題が度々話題となっており、「盗作疑惑」というキーワードは『フォートナイト』と結びつきやすい状態にある。さらに、Elecast氏が、3月30日にストアページに再登場したばかりのタローのスキンをチョイスしたことも、信憑性が増す要因となっているだろう。

だがいかにありえそうなニュースであっても、精査された情報であるとは限らない。本日はエイプリルフール。ありえそうな話でも、いつも以上に疑ってかかりたいところだ。