『ギガレッカー オルト』PS4/Xbox One/Nintendo Switch向けに発表、国内でも発売予定。ゲームフリークが放つガレキ探索アクション


パブリッシャーRising Star Gamesは1月17日、『GIGA WRECKER Alt(ギガレッカー オルト)』をPlayStation 4/Xbox One/Nintendo Switch向けに発売すると海外発表した。発売時期は2019年。『ギガレッカー オルト』は、ゲームフリークが開発し2017年2月にSteamで正式リリースされた『ギガレッカー』に追加要素を加えた移植版だ。公式Twitterアカウントでは、同作が国内向けにもダウロード販売されることも発表されている。

『ギガレッカー』は、探索型のアクションゲームだ。広大なエリアを移動する、いわゆるメトロイドヴァニア形式となっている。舞台となるのは近未来2035年。出自不明の殺人機械が出現し、街という街を滅ぼしてしまった。主人公の烈景寺レイカは、家族と友人を失った少女。とあることをきっかけに腕を失い絶命しかけるが、ドクターコウズキに助けられ合意の上で改造人間になることを選ぶ。ガレキを操る能力を得たレイカとして、激しい戦いに身を投じていく。

レイカは、物体を壊した残骸を回収し、その残骸をもとに武器を作り出す能力「ARCHE」を所持しており、その能力は多岐にわたる。剣のような形敵の攻撃やオブジェクトの破壊をできる「BLADE」。ガレキを石のような形に変換し、ギミックとして利用する「LOCK」。槍のような形で足場を生み出す「JAVELIN」。ミサイルのようなものを前方に射出する「DRILL」。ガレキには物理演算が導入されており、さまざまな用途に使用できる。これらの能力を駆使し、危険とギミックにあふれた世界を探索していくのだ。

『ギガレッカー オルト』では、これまでの内容に加え、さまざまな要素を新規実装。20の新たなパズルステージを追加し、道中で一定時間詰まった際に、プレイヤーを助けてくれるキャラクターを導入。ノーマルモードの5倍のダメージを受ける高難易度モードIronmanが導入される。そのほか、ローカライズの質の改善などがあげられる。物理演算を駆使したユニークなゲームプレイが評価された作品であったが、ゲームに詰まった際の救済措置が用意されることで、より遊びやすいタイトルになるのではないだろうか。発売日などを含めた国内向けの正式発表に期待したいところだ。