強敵相手に、斬って跳ぶ。PC/PS4向け『Death’s Gambit』8月14日に発売へ。『ダークソウル』から強く影響を受ける2DアクションRPG

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Adult Swim Gamesは、『Death’s Gambit』を8月14日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)とPlayStation 4。すでに一部ストア向けには予約も始まっている。なお、日本語の対応予定についてAdult Swim Gamesに聞いたところ、現時点では計画していないとのこと。

『Death’s Gambit』は、インディースタジオWhite Rabbitsが手がける2DアクションRPGだ。物語の舞台は、中世をベースにしたファンタジー世界。主人公は、Deathを名乗る人物に仕えるサーヴァントだ。主人のために、Siradonと呼ばれる場所に眠るといわれる、不死の手がかりを求めて旅へ出る。Siradanには、未練を残し浄化されなかった魂たちが、土地を守っている。プレイヤーは小柄なサーヴァントとなり、今もなお力衰えぬ強力な守護魂たちに立ち向かい、不死の手がかりを持ち帰るのだ。

本作の開発者は『デモンズソウル』をきっかけに開発が始まり、『ダークソウル』シリーズから強く影響を受けていることを公言している(関連記事)。『Death’s Gambit』は横スクロール型の2Dアクションということでジャンルは異なるが、ダークファンタジー世界を舞台に、異形のモンスター達を戦うという世界観、そして緊迫感のあるアクションなどは両作から影響を受けていることを強く感じさせる。

映像を見る限り攻撃のモーションは重く、一撃の持つ意味は大きくなりそうだ。またスタミナゲージが存在するので、でたらめに攻撃していると息切れするほか、敵の攻撃によるダメージは高く設定されているという。道中は意地悪なトラップや、敵による不意打ちも多く用意されているようだ。ボタン連打や何も考えないまま進めていくと、あっという間に死へと誘われる。さまざま部分で「ソウル」シリーズのエッセンスが感じられるだろう。そして本作では、横軸だけでなく縦軸にも冒険・戦闘が展開される。グラップリングフックを用いて城の内部を登っていくといったシーンや、大きくジャンプし落下ダメージにて敵を倒すといった手段もあるようだ。手に汗握る駆け引きだけでなく、縦軸を使ったダイナミックなデザインも本作の魅力のひとつであるとのこと。

システムとしては、職業が8種類用意されており、レベルアップに応じてスキルポイントを獲得し、スキルツリーにて能力を取得していく。武器は10種類存在しており、それぞれ職業と組み合わせて、自分のスタイルを確立しよう。ボスもそれぞれ特有のスキルや動きを持っており手強いものの、もし死んだとしてもその頑張りに応じて経験値が入るといった救済措置も存在しているようだ。

ダークな世界観、高い難易度、そして美しいピクセルアートを特徴とする『Death’s Gambit』。もともとは2016年内発売予定だったが、さらなる作り込みを決断。2018年となり、ついに完成が近づきつつあるようだ。8月14日の発売を心待ちにしたい。

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