日本の「怪奇世界」を舞台とした江戸RPG『百鬼城』11月15日に発売へ。気味の悪い妖怪達が登場する新映像も公開


ハピネットは『百鬼城 HYAKKI CASTLE』を11月15日(現地時間)にSteamにて配信すると発表した。発売日の発表にあわせて、新たな映像が公開されている。気味の悪い妖怪たちが多く登場し、本作の特徴である日本の「怪奇世界」の一端が堪能できる。

https://www.youtube.com/watch?v=CKkutkl031Q

『百鬼城』は江戸時代を舞台としたリアルタイムRPGだ。犯罪者が送られる流刑島「百鬼島」を中心に物語は展開される。この島には恐ろしい陰陽者、鬼潟道満も捕らえられており、ある日島から3つの首が送られてくる。将軍家宗は、この事件には陰陽者である鬼潟道満が絡んでいると断定。公儀隠密4名に百鬼城の調査と鬼潟道満の暗殺を命ずる。

第一報時に公開されたトレイラーでは「提灯」や「火車」をモチーフにした化物や「武者」、「骸骨」や「ろくろ首」などが登場していた。今回はそれらの妖怪の詳細が判明し、新たに「お岩さん」が紹介されている。四谷怪談に登場するこの「お岩さん」は、本作では近付くと包丁を振り回し、距離をとると皿を投げるという厄介な動きを見せる。また腑抜けた容姿だが危険さを併せ持つ「のっぺらぼう」、悪行の限りを尽くし地獄に落ちた「一つ目入道」などさまざまな妖怪が登場している。

 

またもうひとつの特徴である「2パーティシステム」も紹介されている。このシステムは、4人パーティを2人と2人、1人と3人に分けて画面分割で同時に進行させるというもの。二手に分かれてからくりを解くほかにも、異なる敵と同時に戦ったり、挟み撃ち、側面攻撃といった幅広い戦術が用意されている。リアルタイム形式で進んでいくということもあり、緊張感のある探索と戦闘が楽しめそうだ。

『百鬼城』はプロデューサーの齋藤勝氏擁するTeam HYAKKIが手がけており、国内で制作されているという。江戸時代を舞台とした国産RPGは『百鬼城』はSteamにて11月15日に発売予定だ。