『X-Morph: Defense』Steam/PS4で日本語版が発売。ツインスティックSTGで攻撃参加できるタワーディフェンスゲーム

 

EXOR Studiosとマーベラスは8月30日、タワーディフェンス&シューティングゲーム『X-Morph: Defense(エックス モーフ:ディフェンス)』をSteamPlayStation 4向けに発売した(日本語対応)。価格は共に1980円で、Steamでは9月7日まで1782円で購入可能。海外ではXbox One向けにも発売されている。

本作でプレイヤーは、地球外生命体「X-Morph」となって地球を侵略する。ステージには日本を含む世界各国が登場し、侵略されまいと攻めてくる地球軍の波状攻撃や大型ロボットのボスから侵略の拠点である「ハーベスター」を守り切ることがステージクリアの目標となる。ゲームプレイの基本はタワーディフェンスであり、地球軍の進行ルートやユニットタイプに合わせて防衛ユニットを配置して迎撃する。防衛ユニット間にはレーザーフェンスを張ることができ、地球軍の進行ルートを変更させ、より長時間攻撃にさらすことができる。低コストのユニットを多数配置してフェンスを張り巡らせるか、あるいは攻撃力の高い高コストのユニットで一気に攻めるか、といった選択が生まれるわけだ。

本作の大きな特徴は、戦闘機「X-Morphファイター」で出撃して自らも攻撃に参加できることだ。X-Morphファイターでのプレイは、見下ろし視点のツインスティック・シューティングゲームのような形になる。X-Morphファイターは、バランス型の「Plasma Fighter」、対地戦に優れた「Dark Matter Bomber」、空中戦に秀でる「Shredder Fighter」、強力なレーザー兵器を持つ「Laser Destroyer」の4つの形態に変形可能。地球軍のユニットタイプなどに合わせて変形して迎え撃つのだ。

本作では高層ビルや街路樹など、ステージ内のほぼすべてが破壊できる。それによって、たとえば地球軍の進路上にある橋を落として強制的にルート変更させたり、敵ユニットの上にビルを倒してダメージを与えたりできる。その破壊表現は、EXOR Studios独自のゲームエンジンによって可能となったもので、高層ビルが豪快に崩れ落ちるさまは見物である。またオフラインのみではあるが、本作は画面分割での協力プレイモードも収録している。協力プレイ専用ミッションでは、一人が防衛ユニットの配置を担当し、もう一人がX-Morphファイターでの攻撃を担当するなど、息の合った連携が攻略のカギとなる。