黒き怪物の少女、水没した世界を行く。3Dアドベンチャーゲーム『Sea of Solitude』がElectronic Artsから発売決定


Electronic Artsは、3Dアドベンチャーゲーム『Sea of Solitude』を販売すると発表した。今年1月にも紹介した『Sea of Solitude』は、その幻想的な世界観が注目を集めたタイトルだ。開発は独立系スタジオの「Jo-Mei Games」が担当しており、EAのインディーゲーム支援プログラム「EA Originals」を通じてリリースされることになる。

『Sea of Solitude』の舞台となるのは、なにもかもが水没し文明が崩壊した世界。この世界には「孤独を感じると怪物になる」というルールが存在しており、各地では元人間たちが巨大な化け物となって活動している。プレイヤーは怪物になりつつある「ケイ(Kay)」と呼ばれる少女となり、水没した世界を探索して怪物化を止めなければならない。影響を受けたタイトルとしては『ゼルダの伝説 風のタクト』『ワンダと巨像』『サイレントヒル』などが上げられており、「スタジオジブリ」の作品からもインスパイアされているようだ。

「EA Originals」はEAが今年6月のE3に合わせて発表したインディーゲーム開発の支援プログラム。EAはプログラムの対象タイトルのパブリッシングやマーケティングなどを担当し、さらに従来よりも開発スタジオが利益を得られるようなパブリッシング契約を結ぶ。第1弾タイトルはZoink Gamesが開発する『Fe』で、『Sea of Solitude』は「EA Originals」の第2弾タイトルとなる。