151ものゲームやアセット、ツールが20ドルで手に入るゲームバンドル「A Good Bundle」がitch.ioにてスタート。『Gone Home』『Read Only Memories』など収録


※当初、タイトルと本文中で「151本ものインディーゲーム」としておりましたが、正しくは「151ものゲームやアセット、ツール」となります。訂正してお詫び申し上げます。

PCゲームプラットフォームitch.ioにて、「A Good Bundle」が開始された。期限は日本標準時で11月30日の朝5時までとなる。

「A Good Bundle」は最大で151本ものインディーゲームやアセット、ツールなどを収録するバンドルだ。バンドルは最低2ドルから購入可能で、8ドル以上あるいは20ドル以上を支払うと収録されているタイトルが増加する仕組みとなっている(支払う額はユーザーが最低2ドルから自由に決定できる)。これらのタイトルはすべてDRMフリー。バンドルで得た収益はアメリカのNGO団体にチャリティとして寄付されるとのこと。

A Good Bundleを購入するには、まず画面中部にある「Buy now from $2.00」をクリック。すると購入金額と支払い方法が表示されるので、「$2.00」と表示されているテキストボックスに自分の購入したい額を記入し、任意の支払いを選べば購入完了となる。

itchio

2ドル以上支払えば、89本のタイトルを手に入れることが可能。マンゴーが主人公のロックマン風2Dアクション『Mangoman』や、16世紀の世界をターンベースで旅する『Pioneer』などが含まれている。2ドル枠のゲームの多くはもともと「Name Your Own Price(無料でダウンロードできるが、金額を投入することもできる)」形式を採用している。

8ドル以上支払えば、2ドル枠の作品を含めて125本のタイトルを入手できる。注目はインターネット上で社会正義をふるう人々を風刺したアドベンチャー『Social Justice Warriors』。同作は以前弊誌でも紹介している。そのほかにもおばあちゃんとの絆を描く『Lieve Oma』や、ハイスピード2Dアクション『Blitz Breaker』などが8ドル枠に含まれている。

20ドル以上支払えば、猫となり家中を荒らす『Catlateral Damage』や、サイバーパンクな未来で行方不明の友人を探すアドベンチャー『Read Only Memories』、「SNSで費やされる時間」をテーマとした異色のタイトル『Killing Time at Lightspeed』、新たなストーリーテリングの手法で注目を浴びた『Gone Home』など、151本すべてのタイトルが入手できる。

itch.ioが提供するA Good Bundleは、Humble Bundleのように有名タイトルが破格の値段になるというものではないが、めずらしいインディータイトルを安価で大量に入手することができる。短い時間で軽くプレイできるものも多いので、Steamオータムセールでのゲーム探しの合間に遊んでみてもいいだろう。