『原神』楽しいけど最強キャラ表は見ないようにしてる。PS格ゲー向けコントローラー買ってみた。『XDefiant』は確かに『CoD』っぽい。今週のゲーミング


Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。385回目です。大型連休前はソワソワしますね。

またコントローラーが増えてしまった


今週はHORIの格闘ゲーム向けコントローラー「ファイティングコマンダー OCTA」を購入。元々アケステ派だったのですが、操作音が気になりパッドでばかりプレイするように。それでもなるべく良いものをと検討していたわけです。Xbox版と迷ったものの、ちょうど『ストリートファイター6』のPS5/PS4向け体験版が配信開始されたため、それならとPS版を選びました。

前面6ボタンスタイルが採用され、『ストリートファイター6』のような作品とは特に相性良し。その6ボタンはマウスクリックのような感触で、ストロークが浅く扱いやすい。十字キーは入力感度の調整が可能で、コマンド含め概ね意図したとおりに操作できて好印象です。ただ上述の体験版の、ワールドツアーでの視点操作はやや困った。右スティック非搭載のうえ、ボタン同時押しでの代替操作も親指だけではやり難い。これはR3トリガーで都度視点リセットして対処するしかないか。
by. Taijiro Yamanaka


なるほど、どういうこと?


今週は、『The Regions』を遊んでいました。本作は色を操作してステージの攻略を目指すパズルゲームです。各ステージ内には、色に対応したいくつかの操作ボタンが存在しています。アイコンの形状によって動作が異なり、ステージごとに違うボタンを使って色を操作。独自のルールを相手に試行錯誤を繰り返しながら、ステージの攻略を目指していきます。

スクリーンショットや動画を見てもよくわからず、そんな謎具合に惹かれて遊んでみたのですが、実際にプレイしてみるとルールや操作自体はシンプルな内容になっています。ただし、ルールがわかっても攻略できるわけではありません。本作では、最終的な形はある程度提示されているものの、ステージ開始時点では形を作るための道筋がまったくわからない。シンプルな動作とルールを使ってどうにか解いていく、難問が存在しています。そこまで複雑ではないものの、ゲーム中にはテキストによる説明はなく、プレイヤーがルールから手探りで理解していく点も特徴でしょうか。想定と試行錯誤を重ねて答えを探る、論理的なパズルゲームらしい遊びが待っていました。
by. Keiichi Yokoyama


照準がデカすぎて敵が見えねえ


今週は現在CBT実施中の『XDefiant(エックスディファイアント)』を遊んでいました。オリジナル版『Call of Duty: Modern Warfare』シリーズに携わったMark Rubin氏が手がけ、「ユービーアイソフトの『CoD』」とも目される本作。実際にプレイしてみたところ、たしかに『CoD』に近い手触りとなっていました。

まず感じたのは「あ、懐かしい」でした。筆者が『CoD』のPvPにちゃんと触れていた初代『Modern Warfare』から『Black Ops』くらいなのですが、当時の撃ち合いを彷彿とさせるような銃の取り回し。ただ、人間がスケートみたいな速度で行き交ったり、照準が猛烈にフワフワ動いたりするのは近年の『CoD』っぽくもあります。

また、ベータテスト中ということもあってか、不安な点がちらほら。たとえば、一部照準器は照準点がめちゃくちゃデカくて敵が隠れちゃいます。いわば皆既日食状態です。これはバランス調整の一環かもしれないと思いつつ、なんとかしてほしい。また、ADS感度の設定が2種類しかなく、一部倍率のスコープは感度がおかしい状態で運用するしかない点も改善に期待。ヒットレジストが怪しい時もあるものの、「今当てたやろがい!」が頻発するのは、たぶん筆者が慣れてないだけ。全体的には、筆者が大好きなリスポーンありドンパチFPSの有望株として、大いに期待できる内容となっていました。
by. Seiji Narita


このキャラを手に入れられるのもだいぶ先なんだろうなと進める切なさ


狂ったように『原神』をプレイしてます。2周間前ぐらいに始めましたが、かなりやっている。育成パートが楽しくなり、フィールドに落ちてるものがどういう意味があるのか理解することで、結構のめりこんでいます。世界ランク4目の前です。

自分的に楽しみ続けられるように、工夫をしている部分もあります。それは、最強キャラランク表を見ないこと。『原神』はどのキャラも育てれば強いらしく、現に星4部隊で攻略できています(今は)。ただ、上には上がかなりいるようでして。攻略サイトでTier表を見たのですが、そもそも凸込みのランク表。もちろん自分の手持ちのキャラはランク下の方です。上のキャラは、今は手に入れる術がないものがほとんど。こうした表を見ると「自分は劣ったキャラで攻略している」という感じてしまう。それを認識してしまうとほんのり萎えてしまいますし、『原神』自体が競うゲームではないので、強さにおけるレースには参加しない認識で進めています。だから表を見ないことで楽しめてます。

筆者は基本的にサービス開始から数年経ったゲームはやらない主義。初期から遊んでいる人には基本勝てませんからね。と思ってましたが、競う要素の薄いゲームなら、今回みたいに最強を目指さなければ始めてみるのもありかな、とも思いました。ただ運営ゲームは可処分時間イーターなので、何個も抱えるのは大変そうだ。
by. Ayuo Kawase